本年度の合格発表も終わり、合格された方、不信感を増幅させる合格基準のせいで、不合格となってしまわれた方。 とりあえず、一区切りつきましたね。 私も合格(選択39点・択一56点)することができましたので、自分が受験に使用した書籍について、説明したいと思います。
まず、基本参考書:「うかるぞ!社労士」 週刊住宅新聞社
有名な秋保先生の著書です。 独学で学習された方にはこの書籍を使われた方も多いのではないでしょうか?
紙は薄いクリーム色で文字は黒と赤の2色使い。 文体が古い感じもしますが、非常に読み易く見ていて疲れにくいと感じました。 記載内容も合格レベルに十分応えるもので初心者の方でも十分に読み込むことが可能です。過去問や模試、予想問題集などで間違ったところで本書に記載の無い部分は問題集等の解説から書き写しました。 最終的に必要な情報が全てこの書籍の中にある状態にしました。 問題で間違ったらオレンジの蛍光ペンでチェック、2回目以降は「正」の字を書いていきました。改正部分はピンクの蛍光ペンでチェック。 改正点は狙われますからね。 ただ、よく言われる「ボロボロ」にはなりません、逆にどういう使い方をしたらボロボロになるんでしょうかね? 情報は一箇所に集めたほうが検索しやすいので、必要な情報は基本書に書き込むことをオススメします。
次は、過去問題集:「IDE条文順過去問題集1~5」 IDE社労士塾
これは一問一答式の問題集です。 左に問題、右に解答と解説という形式です。資格試験において過去問の重要性は非常に高いので、解説が詳細なもので、そのときのそのときの自分の実力がわかりやすい、一問一答式のものがオススメです。 過去7年分の問題が載っており、良問が精選されていますので、安心して使用できます。 因みに、これを各20回転くらいしました。特に、2月以降は、毎日30ページ。どんなに疲れていも眠くても必ず解き続けました。休みの日は1冊全部やります。 とにかく、この問題集を解き続けたので、択一式が8割確保できたと思います。 初期は基本書の一章分終わったら、その範囲を解きます。 間違ったら基本書で即チェック。 基本書に記載がなかったら解説を基本書に書き込みます。 できなかった問題は解説のページにチェックマークを入れておきます。 やってはいけないのが過去問に線を引いたり、マーキングすること。 透けたり線の跡が見えると効果が激減します。 とにかく良書なので必ず購入されることをオススメします。
3つ目は、選択式問題集:「合格のツボ 選択対策」 TAC出版
選択式は別個に1冊完璧につぶすつもりで取り組む必要があります。 特に法令の問題と年表問題は選択式問題集で完璧にこなしておくことが重要です。 選択式において法令の問題と年表問題は「稼げる」問題だからです。今年のようなラッキーな(基安・労一を除く)問題はそうそうありませんが、今年こそ選択式問題集をしっかりつぶした人が高得点を取るでしょう。 自分はこの本を100%にしておりましたので、選択式で39点が取れています(因みに、基安のB<経済生活の安定>を落としました)。労一は行政書士を取ったときの知識がわずかに残っていて救われました。 労災も雇用も社一も健保も国年も厚年も選択式問題集を完璧につぶしていれば、間違いなく5点を確保できました。 左に問題、右に解答と解説という形式です。解説が選択式の問題集の中でもっとも充実しています。
4つ目は、横断本:「社労士 必修横断整理」 TAC出版
横断モノも沢山出ておりますが、これが一番コンパクトにまとまっていて読みやすいと思います。 他にも真島先生の横断もよいですが、これはどちらかというと辞書的に使いますが、本書は受験向けに作られています。 たとえば健保の被保険者を学習していて、雇用はどうだっけ?とか、厚年はどうだっけ?ていうような時に、サクッと使います。 本書がメインになることはありません。 また絶対に必要というわけでもありません。 便利グッズです。
5つ目は、法改正:「社労士、完全無欠の直前対策」 TAC出版
多いな、TAC。 改正内容の説明と法改正に関する問題が記載されています。 問題の使い勝手がいまいちですが、独学の方には必須の書籍になります。法改正は特に重要です。本年度は健保に非常に大きな改正(健保協会)があり、また試験公表直前に雇用保険法にも大きな改正がありました。 結局、雇用からは出ませんでしたが(来年があやしい)、毎年必ず、6~7点分くらい出ます。 法改正問題は易しいので必ず解答できるようにする必要があります。
おまけ、年金関係:「年金がアッという間にわかる本」 住宅新報社
これは真島先生の著書で、社労士に合格した多くの受験生が目を通したことのある書籍と思います。 とにかく複雑怪奇な年金が非常にわかりやすく書いてあります。 この一冊で基準点を超えることができると思います。 年金に関してはこの本を中心に学習し、過去問を解き、わからなければ基本書で確認するというスタイルで学習しました。 因みに択一の年金関係は、厚年が7点 国年が10点でした。 基本書2割、本書8割という学習で取れていますので、十分に合格レベルの点数を確保できます。 昭和36年と61年という年金のマジックを解説していて、年金の仕組みや概要が非常に良くわかります。 理解が進むと、暗記も効率よくできるということが本書のおかげでよくわかりました。 受験される方、万人にオススメ致します。
以上、簡単な使用書籍の紹介と使い方でした。