先日行った静岡県立美術館で目に留まった
一枚の写真。
それが宮崎学さんの「自然の鉛筆」という
展覧会の案内でした。
ツキノワグマがカメラを構えている写真で
その不自然さが面白く、宮崎学さんは
シュールな作風の写真を撮る方なのかな?
他にどんな面白い写真を撮るのだろうと
気になり検索してみました。
そのページにあった他の作品もどこかシュールな
写真で、どんな合成をしているのかとよくよく
説明を読んでみるとそれは全部実写とのこと。
益々興味が増してクレマチスの丘 にある
IZU PHOTO MUSEUM へ行って来ました。
作品を見て初めに感じた“不自然さ”は逆に
自然な姿だからこそのものだった事に驚きを
覚え、また、自然界の食物連鎖を視覚から
感じ・・・写真を撮影する為に工夫を凝らした
道具の数々に面白さを感じ。
「写真の展覧会を見に行った」という感覚が
ありません。
建物の雰囲気もとてもよく、また他の機会に
ゆっくり出掛けてみたいと思える場所でした。
※「自然の鉛筆」は4月14日まで開催している
ようです。

