江戸時代の豪商のお屋敷 | 【青梅】ブログ

江戸時代の豪商のお屋敷

青梅駅のそば、この1つ前の記事の金剛寺の近くに、

東京都指定有形民俗文化財 旧稲葉家住宅

というものがあります。


百聞(?)は一見にしかず、

まずはご覧ください。



稲葉家

18世紀後半に建てられた(と考えられている)、青梅で有数の豪商のお屋敷です。


青梅(今の青梅市街。青梅駅周辺)の歴史は古く、寺社の建立記録から、中世から栄えていたことがうかがわれるそうです。

江戸時代に入り、八王子代官所の支配下、森下(まさにこの稲葉家がある辺り)に陣屋がおかれました。

青梅宿の成立です。


江戸城の築城をはじめ、江戸の町の建設に際し、周辺地域で生産される木材や石灰、織物の集散地として問屋や仲買商の店が並ぶようになり、青梅宿は次第に賑わいを見せるようになりました。


この稲葉家は、材木問屋として活躍ののち、青梅縞(おうめじま。青梅の特産の織物)の仲買問屋となり、最盛期には江戸に支店を構えるほどだったそうで、明治後期まで続いたそうです。


入り口


邸内


火鉢
時代劇に出てくる「商家」そのままです


・・・逆ですよね。

時代劇の商家が、こういう現存の商家を真似ているのですね・・・。



邸内


欄間


邸内から外を望む


二階へ

二階は、使用人たちの寝場所だったそうです


二階


二階

二階まで上がることはできますが、足を踏み入れることは出来ません

現在は、物置として使われているようでした…



ガラス戸

ガラス戸は、さすがに江戸時代のものではないですが…

いまのガラス窓と違い、薄くて、かつ、少しゆがんでいるのが懐かしい感じです



井戸


昭和55年、当時の稲葉家当主より青梅市に寄贈され、

翌56年、東京都有形民俗文化財の指定を受けたそうです。


 ☆旧稲葉家住宅

 青梅市森下町499

 0428-24-6143


 休館日 毎週月曜日


 (以上、青梅市教育委員会発行のパンフレットを参考にしました)


入場は無料です☆

管理人さんがいて、説明をしてくれます。

が、わたしが見ている最中

「ちょっと出てきますのでごゆっくり」

と言って、わたしを置いてどこかへ出て行かれてしまいました…!


なんだかドキドキしました~! 


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