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1982年11月15日改正の仙台鉄道管理局調整、東北本線列車ダイヤを眺めていたら、貨物列車と快速列車が抜いて、抜かれてを繰り返していました。
一ノ関を先発した4074レが有壁 中線に停車(有壁は盛岡局管内なので、仙台局のダイヤには着発線の記載なしですが、間違いないでしょう)。一ノ関10分後発の3538M快速くりこまが抜きます。
一ノ関~有壁の所要時間が、4074レが11分に対して、3538Mは5分45秒。4074レは上り勾配に時間がかかっています。
他方、花泉、石越と停車をした3538Mは、平坦な区間に入って速度を増した4074レに迫られ、新田 中線停車中に抜かれます。
この後3538Mは瀬峰、小牛田、鹿島台、松島、塩釜と停車するために、停車のない4074レには追いつけません。
勾配による運転時分や、停車による運転時分、停車場の構内都合などを勘案して設定される列車ですが、興味深いです。
2023年現在は、有壁は中線がなくなっています。有壁の配線は、f54560zgさんの懐かしい駅の風景でご覧になれます。
また、一ノ関~有壁の勾配については、NZさんの鉄道資料箱をご覧ください。
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