東北本線 仙台貨物ターミナル駅(場内信号機) | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

移転が決まっている仙台貨物ターミナル駅を見てきました。

2011年3月に改称しているのですが、私は宮城野貨物駅か、宮城野という方がピントが合います。(頭が古いのか・・・)。宮城野信号場となると仙石線にあるので、紛らわしいか・・・

 

こちらは宮城野こ線人道橋から撮った上り出発信号機群です。詳しくはいずれ。

配線はf54560zgさんの懐かしい駅の風景をご覧ください。f54560zgさんがレポートなさっているとおり、長町方の下り本線<>上り本線の渡り線と、東仙台方の上り本線<>下り本線の渡り線が設置されており、場内信号機はそれらの進路をとれるようになっていました。f54560zgさんのレポートには掲載されていない、場内信号機をご覧いただきます。

下り場内信号機です。東京方からは(下4、3、2)、下本、上本へ進路がとれます。番線表示器の陰に「下本」表示があります。下本への進路を後からつけたようです。

 

上り場内信号機です。青森方からは上本、(下本、下2、下3)への進路がとれます。おそらく下本への進路は後付けです。それから、上本への誘導信号機も後付けされたものと思います。

 

この上本への誘導信号機、どのような使われ方をするか、推測してみました。

①下り貨物列車が上本に到着

②下り貨物列車の牽引機関車を切り離し、機関車を入換留置するか、東仙台信へ単機回送

③上り単機機関車列車が誘導信号機で上本に到着

④下り貨物へ連結

⑤下り貨物列車として、青森方へ出発

 

おそらく、長町機関区が東仙台に移転した際(1999年)にこの設備を追加したのではないかと思います。ただ、東仙台信号場まで運転すれば、機関車交換はできるのに、この設備を設けたのはどのような理由からか、思いつきません。異常時かなあ。同好の皆様はどのようにお考えになりますでしょうか。

 

仙台貨物ターミナル駅のそのほかの様子は、いずれまたレポートします(時間がかかりそう)。

調査・撮影は2020年10月6日。

コメントまたはメッセージをお待ちしております。

バックナンバーはこちら