磐越東線 船引駅 その2(終) | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

磐越東線 船引駅の2回目です。
前回お目にかけた、上り出発信号機です。
これを南北跨線橋から見ると、
まあ、何も変わりが無いのですが、下り本線上り出発信号機の列車停止標識の位置が目に入りました。
車両接触限界と同じ位置なのでしょう。接触限界の上に列車停止標識を建てられないので、すぐ外方に建ててありました。
それからいわき方の分岐器はY状でどちらも制限50。
 
振り返って郡山方を見ます。
下り出発信号機の位置も、上りのそれと同じです。分岐器は下り本線からのみ制限35。上り出発信号機の列車停止標識と車両接触限界も気になりますが、見えなかった。まあ、いわき方と同じでしょう。
保守基地となっている線路は以前は貨物用の線路(下2)だったのでしょう。
 
ホームから同じものを見ます。
信号機も列車とともに撮影しないと、おもしろみに欠けますなあ。
振り返ると
4両分は屋根があります。出発反応標識もたくさん。島式ホームである上に、進出進路が4つあるので、てんこ盛り。
2番のりば側に移ります。
出発中継をご覧いただいても・・・ 側線があったわけではないのに、用地が広いのが興味深いです。
振り返って
見飽きた!といわれそう。上り場内と、勾配の先に遠方信号機も見えます。トンネルの中か、抜けてすぐに遠方信号機を確認するのでしょうか。
その上り場内信号機です。
右の下り本線への信号は、普段はR現示のみ。郡山総合車両センターで検査を終えた気動車が試運転を行うときは船引折返しなので、もしかしたらそのときYY現示があるかもしれません。
坂の上から、上り遠方信号機。
駅北側の建物が目立ちます。
 
お待たせしました。1981年6月の配線略図です。
出典:渡辺伸二 磐越東線物語-全通90年史- 2007年 自費出版 p.118
非自動の頃から自由度が高かったのですね。貨物ホームがあったようですが、少し離れているような・・・
船引駅も併合閉塞区間内の駅だったことが分かります。大越~郡山が一気に一閉塞になっていましたから。
 

写真はすべて、2016年9月25日撮影です。

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