磐越東線 川前駅 | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

久しぶりの更新です。

磐越東線 川前駅。

山間の集落にある小さな駅です。

まずは現在の配線図を。

 

島式ホームの交換駅で、磐越東線ではよく見られるパターンです。

駅舎をくぐって小階段を登り、上り線を渡ります。

まず、郡山方を見ます。

下り出発信号機(5R)。線路はY線というよりは、上り本線が分かれるように感じます。上り本線の外側の保守用線路、使ったことがあるのかどうか・・・

その先に、上り場内(5L)が見えます。磐越東線では珍しく、三位式です。川前駅には安全側線があるからです。磐東線内で安側があるのは、川前と小野新町のみ。安全側線の設置は用地の問題もあるでしょうけれど、ほかにもなにかしらの基準があるのでしょうか。

 

振り返って、いわき方を。

以前、上突があった用地が残っているのが分かります。

 

上り出発(2L)まで近づきます。

こちらはY線状で分岐です。その先で下り本線の外側にある保守用線路が分かれています。CTC化以前は、ホームのない下2という副本線だった線路です。

 

ホームのいわき方から郡山方の下り本線の様子。

3両分ほどだけ舗装がなされています。いまはすべての列車が2両。しかもワンマン。

 

こちらは下り場内(2R)。

 

その外側の下り遠方を下の内踏切から。

下り場内の中継信号機がちらりと見えます。

 

上り遠方はこちら。代わり映えしませんが・・・

 

上り場内(5L)は列車に乗らないと撮れませんf^_^;)

 

1981年6月時点、川前駅の配線略図です。
出典:渡辺伸二 磐越東線物語-全通90年史- 2007年 自費出版 p.109
 

現在も基本的な配線は変わっておらず、当時のまま自動化、CTC化されたものと思います。

副本線の下2、使われた実績はあるのかしら??

川前駅での追い抜き、(ダイヤ上でも)見たことがないなあ・・・


 

調査と写真は2016年8月28日です。