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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

三陸鉄道の北リアス線、南リアス線の復旧が発表されました。


河北新報のネットニュース 2014年01月28日火曜日

引用はじめ=====
三陸鉄道、4月全線再開 南リアス線5日、北線6日


 岩手県などが出資する第三セクター三陸鉄道(宮古市)は27日、東日本大震災で被災し一部不通になっている南北リアス線について、南リアス線を4月5日、北リアス線を翌6日に全線再開すると発表した。復興加速のけん引役として期待が掛かる。
 南北リアス線(計107.6キロ)は津波で線路が流失するなど計317カ所で被害があった。昨年4月までに大部分が復旧し、不通は南リアス線吉浜-釜石駅間(15キロ)、北リアス線小本-田野畑駅間(10.5キロ)を残すのみとなっていた。
 復旧費は国が全額支出する。当初180億円が見込まれていたが、沿線自治体が復旧支援のためがれきを撤去したことなどで圧縮され、約半分の約92億円となる見通し。
 運行再開後は南リアス線9往復、北リアス線11往復とするダイヤ改正をする。再開に合わせ、お座敷車やレトロ車など新車両5両を導入する。
 三陸鉄道は、沿線人口の減少などで約20年間赤字が続いている。今後は被災地見学と世界遺産・平泉の観光を組み合わせた周遊型観光商品を開発し、修学旅行誘致などでてこ入れを図る。
 県庁で記者会見した望月正彦社長は「全国の皆さんからの支援の声に支えられた。万全の状態で4月を迎えたい」と述べた。

=====引用終わり

http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140128t35019.htm

でも、同じ日の河北新報のネットニュースに、

引用はじめ=====
三陸鉄道「1割減収」 JR山田線不通で試算

 東日本大震災で被災し、4月に全線復旧することが決まった岩手県などが出資する第三セクター三陸鉄道(宮古市)は27日、同じく運休中で、南北リアス線をつなぐJR山田線の宮古-釜石駅間(55.4キロ)が鉄路復旧できない場合、約3000万~4000万円の減収になるとの見通しを明らかにした。
 県庁で記者会見した望月正彦社長は「震災前の運賃収入の約1割に影響する」と指摘。「JRには、今まで以上に鉄路復旧への理解、協力を求めていく」と述べた。震災前の2010年度の運賃収入は約3億6000万円だった。
 震災前は久慈-盛駅間を結ぶ1日1往復の直通列車や、7~8月に期間限定で仙台-八戸駅間を走る「リアス・シーライナー」などJR東日本との企画列車が収入源の一つになっていた。
 山田線をめぐりJRは2度にわたってバス高速輸送システム(BRT)による仮復旧を提案したが、宮古市など沿線4市町は拒否しており、平行線が続いている。

=====引用終わり

間のJR山田線の鉄路での復旧がこのようですし、南リアス線の南側、JR大船渡線やJR気仙沼線の鉄路での復旧が進んでいません。

儲からないところはやらないよの姿勢、いくら私企業になっているとはいえ、公共交通機関。国もきちんと指導と援助をしてほしい。