ウガンダのバーククロスの製作
バーククロス作りは、ウガンダ南部のブガンダ王国に暮らすバガンダ(Baganda)族に伝わる伝統工芸です。Ngonge一族の職人たちは600年以上にわたり、バガンダ王家とコミュニティの人々のために、バーククロスを製作し続けてきました。職人たちは、Mpigi地区にあるMawokotaのNsangwa村に住む、世襲制の職人長であるkaboggozaに率いられています。
フィカス・トリアングラリスの木(ficus natalensis)の内皮は雨季の間に収穫され、それから柔らかくきめ細かな手触りにし、さらにレンガ色にするために、さまざまな異なる種類の木づちで打つという、長く厳しい工程を経ます。職人たちは、皮があまりにも早く乾燥してしまうのを防ぐために、小屋の戸を開いたままで作業を行います。
バーククロスは、男女共にトーガ(古代ローマ市民の着た外衣)のような形で着用しますが、女性の場合は腰回りを帯で巻きます。一般的なバーククロスはレンガ色ですが、王や長たちの場合はその地位を強調するために、白または黒に染められ、異なった様式で着用されます。このクロスは主に即位式や癒しのための儀式、葬式や文化的な集会などで着用されますが、カーテンや蚊帳、寝具や収納などにも使われます。
バーククロスの製作は、ブガンダ王国のほぼすべての村にあった作業場で栄えました。しかし19世紀にはアラブ民族の貿易隊商によって綿布がもたらされたために、クロスの製作が落ち込み、やがてほとんど消滅して、文化的、あるいはスピリチュアルな目的のためだけに限って用いられるようになりました。それにもかかわらず、バーククロスは今でもバガンダ社会において、彼ら独自の政治的、文化的な伝統の象徴として高く評価されています。とりわけここ数年、ブガンダ王国ではバーククロスの製作が奨励、促進されています。
ウガンダでは過去数十年にわたって、バーククロスの製作を初めとした昔からの文化的慣習が禁止されていた時期があり、ようやく復活を遂げたのは1990年半ばになってからのことでした。この数十年にわたる差別待遇の結果、バーククロスの作り手の数は減少し、彼らの存在は社会的に過小評価されるようになりました。今日、彼らはその工芸によって生計を立てるのが困難になっています。収入の減少と、機械によって生産された綿布の輸入により、人々はバーククロスをあまり買わない傾向にあり、その結果、職人たちは他の業種で仕事を探さざるを得ない状況になっています。
ユネスコ「人類の口承及び無形遺産に関する傑作の宣言」
http://www.accu.or.jp/masterpiece/40afr_jp.htm
ユネスコ無形文化遺産登録 ウガンダのバーククロスが出来るまで (Uganda's intangeble heritage "Barkcloth")
https://www.youtube.com/watch?v=ttDxxzJPunA
ウガンダの伝統音楽とダンス
https://www.youtube.com/watch?v=rJzhkSQcfIg
ドイツとオーストリアのウガンダ出身のソソリヤウンドゥグダンスアカデミー
https://www.youtube.com/watch?v=cV5Cbsp2K6s
ウガンダの伝統音楽とダンス-ウガンダ、西ナイルの伝統的なダンス
https://www.youtube.com/watch?v=9DQRrYQw3SE

ウガンダからの音楽、Vol。 1:伝統的
https://open.spotify.com/album/6LeWUAleqOy68Azo7jH3OZ

東アフリカセレモニー&フォークミュージック
https://open.spotify.com/album/2SvSxTEQ9ZLlzUtq5q6xcZ?highlight=spotify:track:4tjjjWQRY9gjmqwpiot2Sr

伝統音楽:アフリカ
https://open.spotify.com/playlist/1nq7h3Kqy2GtcsHUkoR98x

サハラ以南アフリカのジャム
https://open.spotify.com/playlist/5rUSLJgdNkCFi35m4msMOg
