メンデルスゾーン - フェリクス・メンデルスゾーン (Jacob Ludwig Felix Me | mitosyaのブログ

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個人誌「未踏」の紹介

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ジェニー・リンド

イギリスでの活動

1829年、メンデルスゾーンは初のイギリス訪問を果たした。かつて彼の指導をしたモシェレスは既にロンドンに居を構えており、やってきた弟子を影響力のある音楽家のサークルに紹介した。夏に訪れたエディンバラで会った人々の中には作曲家のジョン・トムソンがおり、後にメンデルスゾーンは彼に対しエディンバラ大学の音楽科教授になるよう薦めている[37]。1844年の8回目の訪問の際、メンデルスゾーンはロンドンで5回ほどフィルハモーニック協会の演奏会の指揮台にのぼっており、こう記した。

これまでに今シーズンのようなことは(なかった)。夜1時半以前に眠れることなど1度もなく、毎日毎時の予定が3週間前から仕事でいっぱいになっていた。この2ヶ月の間にやり遂げた音楽は、同年の残りで扱った全ての音楽より多かったのである[38]。

その後の訪問ではヴィクトリア女王に謁見する機会を得ており、女王は音楽に通じていた夫のアルバート公と共に彼の音楽を高く称賛している [39][40]。

生涯に計10回のイギリス旅行を行ったメンデルスゾーンのイギリスでの滞在期間は約20ヶ月にのぼり、その地で熱烈な支持者を獲得していた。これは彼にとってイギリスでの音楽生活への深い印象を刻むものであった[41]。彼は作曲、演奏活動に勤しみ、またイギリスの出版社のためにヘンデルのオラトリオやバッハのオルガン作品の初めての決定版を編纂した。彼がスコットランドで得た霊感は、彼の作品の中でも特に有名な2つの曲として実を結んだ。序曲「フィンガルの洞窟」と「スコットランド交響曲」である。またメンデルスゾーンは、1833年に当時17歳だったイギリスの作曲家、ピアニストであるウィリアム・スタンデール・ベネットの演奏を耳にした。彼はベネットを従えて近しく仕事をする仲となり、1836年から1837年のシーズンにはロンドンとライプツィヒで共に働くことになる[42]。メンデルスゾーンのオラトリオ「エリヤ」が初演されたのは1846年8月26日、バーミンガムのバーミンガム音楽祭[注 7]においてであった。この作品ではメンデルスゾーンがイングランドにいた時期に彼の作品に詩を書き、また彼の作品の多くを翻訳したウィリアム・バーソロミューの翻訳した英語の詩を用いている[43]。彼の最後の訪英となった1847年には、フィルハーモニック管弦楽団の演奏でベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第4番」のソリストを務め、また自作の「スコットランド交響曲」の指揮をヴィクトリア女王とアルバート公の御前で披露している[44]。

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メンデルスゾーン:ソナタ ホ長調/厳格な変奏曲/前奏曲と練習曲集 Op. 104 (フリス)

MENDELSSOHN: Sonata in E Major / Variations serieuses / Preludes and Etudes, Op. 104

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メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第1番, 第2番/協奏的変奏曲/無言歌(メネセス)

MENDELSSOHN: Cello Sonatas Nos. 1, 2 / Variations concertantes / Lieder ohne Worte (Meneses)

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メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品集(ゲリンガス/ファウンテン)

MENDELSSOHN, Felix: Cello and Piano Music

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メンデルスゾーン:二重唱とオルガン作品集(ドルーヴェ/ホルム)

MENDELSSOHN, Felix: Vocal Duets and Organ Music (A. Druve, L. Druve, Holm)

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メンデルスゾーン:ピアノ作品集(グレムザー)

MENDELSSOHN, Felix: Piano Music (Glemser)

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メンデルスゾーン:ピアノ作品集(シャマユ)

MENDELSSOHN, Felix: Piano Music (Chamayou)

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メンデルスゾーン:ピアノ作品集(シュミット=レオナルディ/ラール/ブーア)

MENDELSSOHN, Felix: Piano Music (Schmitt-Leonardy, Laar, Boer)

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メンデルスゾーン:ピアノ作品集(フレデリック・チュウ)

MENDELSSOHN, Felix: Piano Music (Frederic Chiu)

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メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番, 第2番/チェロとピアノのための作品集(グールド・ピアノ・トリオ)

MENDELSSOHN, Felix: Piano Trios Nos. 1 and 2 / Cello and Piano Works (Gould Piano Trio)

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メンデルスゾーン/ブラームス/シューマン/タレルガ:ギター作品集(アンドレス・セゴビア)(1952-1955)

Guitar Recital: Segovia, Andres - MENDELSSOHN, Felix / BRAHMS, J. / SCHUMANN, R. / TARREGA, F. (The Art of Segovia, Vol. 2) (1952-1955)

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メンデルスゾーン:無言歌/子供の情景(編曲:S. アーロン)(アーロン)

MENDELSSOHN, Felix: Lieder ohne Worte / Kinderszenen (arr. S. Aron) (Romantic Guitar) (Aron)

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メンデルスゾーン:無言歌集第1巻 - 第4巻(ブラウティハム)

MENDELSSOHN, Felix: Lieder ohne Worte, Books 1-4 (Brautigam)

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メンデルスゾーン:無言歌集/グリーグ:抒情小品集(ギーゼキング)

MENDELSSOHN, F.: Lieder ohne Worte / GRIEG, E.: Lyric Pieces (Gieseking)

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ミーシャ・レヴィツキーの録音全集 1(1924-1928)

LEVITZKI, Mischa: Complete Recordings, Vol. 1 (1924-1928)

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メンデルスゾーン:連弾と2台ピアノのための作品集

MENDELSSOHN: Works for 4 Hands and 2 Pianos 4 Hands

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パッヘルベル/ワーグナー/メンデルスゾーン/タルレガ/シューベルト:ギター作品集(キアーロ)

Guitar Recital – Chiaro, Giovanni de – PACHELBEL, J. / WAGNER, R. / MENDELSSOHN, Felix / TARREGA, F. / SCHUBERT, F. (The Wedding Album)

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J.S. バッハ/メンデルスゾーン/ソル:ギター・デュオ作品集(稲垣稔/松本吉夫)

Guitar Duo Recital: Inagaki, Minoru / Matsumoto, Yoshio - BACH, J.S. / MENDELSSOHN, Felix / SOR, F. / HINDEMITH, P.

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パッサカリア~4本のチェロのための作品集 VII ~ラ・クァルティーナ

KLENGEL, J.: Impromptu / 2 Stucke / HUMMEL, B.: Andante religioso / HANDEL, G.F.: Keyboard Suite No. 7 (arr. for 4 cellos) (La Quartina)

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ギオマール・ノヴァエス:ビクター78回転盤録音全集(1919-1927)

Piano Recital: Novaes, Guiomar (The Complete Victor 78s) (1919-1927)