オルガン曲 BWV525‐BWV771 パッサカリアとフーガ オルガン協奏曲 パッサカリア | mitosyaのブログ

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オルガン曲 BWV525‐BWV771 パッサカリアとフーガ オルガン協奏曲 パッサカリアとフーガ

パッサカリアとフーガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

パッサカリアとフーガ ハ短調(Passacaglia und Fuga c-moll)BWV582は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1710年頃に作曲したと推定されるオルガン曲の一つ。フランスの作曲家アンドレ・レゾン(1650年以前 - 1719年)が1688年に出版した「オルガン曲集第1巻」に載った「第2旋法によるオルガン・ミサ」から『パッサカリアによるトリオ』と『シャコンヌによるトリオ』の旋律を基にした主題を低音主題とし、20回にわたって8小節の変奏を繰り返す曲である。124小節にも及ぶ終盤のフーガを第21変奏と見なして、単に「パッサカリア」と呼ぶこともある(以下「パッサカリア」と表記)。

この作品はバッハ自身の手ではなく、兄ヨハン・クリストフによる筆写譜で伝承されている。当時著名だったオルガン奏者の代表曲に加えて、有名な「小フーガ ト短調」(BWV578)やパッサカリアなどゼバスティアンの初期作品15曲を含むクリストフの筆写譜は、のちにゼバスティアンの甥ヨハン・アンドレアスが所有したため「アンドレアス・バッハ本」と呼ばれている。フィリップ・シュピッタはパッサカリアの成立年代を、ヴァイマル時代の中でも円熟期といえる1714年頃と想定した。しかし20世紀の学者は、同じくクリストフが1705年-1713年に筆写した「メラー手稿譜」と比較検討した結果、パッサカリアを書いたクリストフの筆跡が「メラー手稿譜」後期と酷似することから、シュピッタの予想より早いヴァイマル初期の1710年頃に筆写したものと判断した。

レゾンの原曲は4小節だが、バッハは8小節に拡張した。パッサカリアの伝統にのっとり、アウフタクトで始まる3/4拍子の主題をペダルに置いた。

バッハの主題(中央)と、元になったレゾンの『パッサカリアによるトリオ』の主題(上)と『シャコンヌによるトリオ』の主題(下)。バッハは2つの主題を組み合わせたことがわかる
序盤から中盤にかけての168小節にわたる主題提示と20変奏を要約すると、5変奏ごとに4つの節に分けられ、次のようになる。


オルガン協奏曲 (バッハ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オルガン協奏曲は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲したオルガンのための独奏曲。全6曲が存在する。オルガンとオーケストラのための協奏曲ではなく、本来他者が作曲した協奏曲をバッハがオルガン独奏曲として編曲したものである。

概要
1708年にバッハはヴァイマルの宮廷にオルガニストとして就職し、1714年にはその宮廷楽長に迎えられ、この地で長く活動を続けた。バッハは主に教会音楽の作曲や演奏を仕事としていたが、一方では宮廷も他のドイツの宮廷の多くがそうであったように、イタリア音楽を非常に愛好し、深く親しんだ。この頃のバッハは当時広くもてはやされていたイタリア音楽に大きな関心を示して熱心に研究し、その影響を採り入れながら自己の作風をはぐくんでいった。そしてバッハは、イタリアの協奏曲のしなやかで、優美な様式にすっかり魅了され、同時にヴァイオリンをはじめとするその旋律楽器のイディオムが、鍵盤楽器と意外に近親性を有している事実にも着目した。

バッハは、何曲もの器楽協奏曲を独奏オルガンのために編曲するというユニークな創意を抱いたが、6曲のオルガン協奏曲は、その成果として世に送り出された作品である。原曲は、第1番、第4番がザクセン=ヴァイマル公子ヨハン・エルンストの、第2番、第3番、第5番がアントニオ・ヴィヴァルディの協奏曲である。

なお、ヨハン・エルンスト(1696年 - 1715年)という人物は、ザクセン=ヴァイマル公国(en)の君主ヴィルヘルム・エルンスト公(en)の甥にあたり、19歳で死去したが、少年時代から非凡な楽才を発揮し、天才貴公子としてもてはやされた。


シュープラー・コラール集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Schübler Chorales, 1746シュープラー・コラール集(Schüblerschen Choräle für Orgel, BWV645-650)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1748年~1849年頃に出版した6曲のオルガン・コラール集の通称。出版譜の発行者ヨハン・ゲオルク・シュープラーにちなむもので、正式な表題は「二つの手鍵盤と足鍵盤を持つオルガンで演奏すべき種々の様式による六つのコラール」。第1曲の「目覚めよと呼びわたる物見の声」は特によく知られ、オルガニストのレパートリーに欠かせない曲集である。また作曲技法においても、オルガン・コラールの規範に位置づけられる。

概要
三声または四声で、演奏の難易度は中程度とされている。6曲ともバッハ自身が作曲した教会カンタータから抜き出した曲をオルガン用に編曲したものである。調性はまったく変えていない。この試みは当時としては珍しいが、編曲と出版を思い立った経緯は明らかになっていない。ただし、同時期に高難度のカノン風変奏曲「高き御空よりわれは来たり (Vom Himmel hoch da komm ich her)」BWV769を作曲し、ミツラー協会に献呈していることと関連づけて、中級レベルの奏者向けに出版したのではないかと推定する学者もいる。

成立時期も正確には分かっていない。表題に続く奥付に「発行元:ライプツィヒ楽長バッハ氏、ベルリンとハレのバッハ氏の息子、ツェラの発行者」とあり、ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハがハレに就職した1746年以降に編纂されたことは判明している。1747年9月にシュープラーが出版した『音楽の捧げ物』BWV1079よりも製版・印刷技術が向上していることから、1748~1749年に出版したと推定される。

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J.S. バッハ:オルガン作品集(ブリン・モアのバッハ)(ヒッグス)
BACH, J.S.: Organ Music (Bach at Bryn Mawr) (Higgs)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/DE3048

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J.S. バッハ:オルガン作品集(ブリンドルフ)
BACH, J.S.: Weimar, Kothen and Leipzig (Organ Works)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/CD92.096

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J.S. バッハ:オルガン作品集(フレーメ)
BACH, J.S.: Organ Music (Incerta - Works of Questionable Authenticity) (Flamme)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/COV20203

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J.S. バッハ:オルガン作品集/フレスコバルディ:音楽の花々(マーシャル)
BACH, J.S.: Organ Music / FRESCOBALDI, G.A.: Fiori Musicali (Bach and the Italian Influence) (Marshall)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/LRCD-1023

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●J.S. バッハ:オルガン作品集(ブロセ)
BACH, J.S.: Organ Music (Brosse)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/LVC1095

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J.S. バッハ:オルガン作品集(ポーター)
BACH, J.S.: Organ Music (One of a Kind) (Porter)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/LRCD-1025

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●J.S. バッハ:オルガン作品集(宮本とも子)
BACH, J.S.: Organ Music (Great Organs of Japan, Vol. 1: Bach at Ferris University) (Miyamoto)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/LRCD-1057

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J.S. バッハ:オルガン作品集(メジャー)
BACH, J.S.: Organ Music (Masterworks by Bach) (Major)
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J.S. バッハ:オルガン作品集(ラバージュ)
BACH: Organ Music
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J.S. バッハ:オルガン作品集(ラムル)
BACH, J. S.: Organ Works
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J.S. バッハ:オルガン作品集(ルーター=フィーンストラ)
BACH, J.S.: Organ Music (Bach Improvisations and the Liturgical Year) (Ruiter-Feenstra)
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J.S. バッハ/レーガー:オルガン作品集(レールンドルファー)
BACH / REGER: Organ Music
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J.S. バッハ:オルガン作品全集(フォクルール)
BACH, J.S.: Organ Music (Complete) (Foccroulle)
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J.S. バッハ:オルガン作品とその他の鍵盤作品集 1 (ラガセ)
BACH, J.S.: Organ Works and Other Keyboard Works (Part 1)
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