グリニー - ニコラ・ド・グリニー (Nicolas de Grigny) | mitosyaのブログ

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個人誌「未踏」の紹介

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グリニー - ニコラ・ド・グリニー (Nicolas de Grigny)

ニコラ・ド・グリニー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ニコラ・ド・グリニー (Nicolas de Grigny, 1672年生、受洗日9月8日 - 1703年11月30日)はフランス・バロック音楽の作曲家、オルガニスト。

ランスの音楽家一家に生まれる。ニコラ・ルベーグに作曲を学んだ後、パリ近郊のサン=ドニ教会に1693年より奉職。1696年にランスに戻り、同地のノートルダム大聖堂のオルガニストを没年まで務めた。1695年に結婚し、1703年に急死するまでに7人の子をもうけている。

唯一の現存作品が、1699年の《オルガン曲集 第1巻Premier livre d’orgue 》で、これにはさまざまな典礼に利用されるオルガン曲が入っている。その内容は、ミサの伴奏に使われる組曲が1点と、5曲のグレゴリオ聖歌を定旋律とした対位法的な小品集となっている。バッハはこの曲集を高く評価して、筆写譜を作成したほどだった。おそらくバッハ自身の《クラヴィーア練習曲集 第3部》(いわゆる「ドイツ・オルガン・ミサ曲集」)にも何らかの影響を与えているものと看做されている。

グリニーの作品は、フランス・バロックのオルガン音楽の金字塔に位置している。音楽的な知識の広さや宗教的霊感の深みにおいて、グリニーと争うことができるのは、フランソワ・クープランかルイ・マルシャンの両者であろう。

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グリニー/A. スカルラッティ/リスト/メンデルスゾーン/キング:オルガン・リサイタル(ローズ)
Organ Recital: Rhodes, Cherry - GRIGNY, N. / SCARLATTI, A. / LISZT, F. / MENDELSSOHN, Felix / KING, L. / HAMPTON, C. / WALTER, M.J. / CORRETTE, M.
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/DE3346

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グリニー/J.S. バッハ:オルガン作品集(ヴィンゲ)
Organ Music - GRIGNY, N. / BACH, J.S. (Organum Norvegica, Vol. 1) (Winge)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/PSC1242

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ナキム:グレンアーモンド組曲/アメイジング・グレイスによる即興(ハキム)
HAKIM, N.: Sakskobing Praeludier / Glenalmond Suite / Improvisation on Amazing Grace (Naji Hakim Plays the Organ of Glenalmond College)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/SIGCD130

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初期フランスオルガン曲集 1
Early French Organ Music, Vol. 1
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/8.553214

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シャルパンティエ:四旬節の黙想/グリニー/ルベーグ:オルガン作品集(アンサンブル・ピエール・ロベール/デザンクロ)
CHARPENTIER: Meditations pour le Careme / GRIGNY / LEBEGUE: Organ Works
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/ALPHA091

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グリニー:オルガン曲集第1巻(全曲)
GRIGNY: Premier livre d'orgue (Complete)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/ACD22169

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GRIGNY: Veni Creator / MAGE: Suite du premier ton / CLERAMBAULT: Suite du premier ton & deuxieme ton
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/SCD1059