今日も台風10号の影響か暑かった。
私の実家ある地域はお盆の13日にご先祖さまにお供えするお料理を作って、夕方お墓にご先祖様をお迎えに行く。
今日は帰って来るのが遅くなったのでご馳走の準備は妹がやってくれていた。
そしてお墓にいたご先祖さまは私より一足早く実家に戻っていた…
実家の周囲は子どもの頃に比べて随分様子が変わったが、この田んぼだけは同じだ。
ここから見る風景は子どもの頃と同じなので、大好きだ。
実家に帰るといつもこの風景を見る。
家の中で妹の手伝いをしていると外が明るい。
今日の夕焼けは尚更綺麗だった。
夕焼けを眺めてながら子どもの頃の事がいろいろ浮かんで来た。
我が家は4世代同居していたので、大家族だった。
まさかこの家に誰もいなくなる日が来るなんて思った事はなかった。
お盆の準備もみんなでやっていたのでイベントみたいで楽しかった。
いつもお盆には親戚が集まって大宴会していた。
楽しい宴会だった。みんなでワイワイとご先祖さまをお迎えして飲んで食べて踊る…
それぞれの近況報告や世間話しで夜遅くまで起きていたなぁ〜
お供えのお料理も曾祖母が作っていたのでずっと見て育った。田舎の精進料理のお手伝いもやった。
特にみつ豆を作る時には嬉しかった。

お中元にいただいた缶詰めの詰め合わせの中からみつ豆缶とミカン、モモ、パイナップルなどの缶詰めを空けて、曾祖母の手作りシロップと寒天と混ぜ、手作りの白玉団子を入れて作るみつ豆。
これが一番好きだった。
曾祖母がこの世にいなくなってもお盆の料理の中で我が家には欠かせない。
明日は作ってお供えするつもり。


曾祖母の箪笥の前には
まだ父が体調が悪くなって座っていた座椅子と
晩年に弾いていたベースギターが置いてある。
いつかは片付けないといけないと思いながら
もう3年が過ぎた。
なかなか一人では片付けられないのは妹も同じだと思う。
今年のお盆は台風の影響で15日にはおくりに行けそうもない。
せめてみんなの好きだったものを作ってお供えして帰ろうと思う。
母はお盆の3日分の献立を考えて紙に書いて冷蔵庫に貼っていた。
親戚が集まると朝から晩まで食べる事の世話。お風呂や寝る支度といつも働き詰めだった。
おまけに私が子どもを連れて帰ると孫の世話まで。
父よりも10年も早く逝ってしまったのはもう楽になりたかったのかもしれない。
でも、いつも見守ってくれている。
広い客間に一人で寝ていてもちっとも寂しくない。
暑いけど

やっぱり実家っていいなぁ〜

今晩は尚更ご先祖も一緒にいるので賑やかなお盆の夜だ。
今晩は昔のにおいがする実家でゆっくり眠る。
そんな帰るところのある私は幸せだ。
今年もお盆に帰れた。
今日も良い日になった。





