居原田先生のブログに非常にショックを受けている私です。
「死の壁」で、養老先生は人がもっとも影響を受けるのは「二人称の死」と
述べています。
死には一人称の死、二人称の死、三人称の死があることはご存知でしょうか。
これはある哲学者が提唱している考え方なのですが
簡単に説明すると、こうです。
一人称の死は自分の死。
二人称の死は家族や身内、友人、知人など見知った方の死
三人称の死は全く知らない人の死となります。
自分の死は、自分では実感できない。
なぜなら死が訪れたとき、自分は死んでいるので実感できないんですね。
三人称の死は、例えば全く知らない方の死を報道などで聞いたときのことを
想像してみて下さい。
悲しむことはありますが、それによって自分の心が
大きく乱されるようなことはあまりないと言われています。
二人称の死は、影響力大です。
今回のように、私が個人的に一方的に慕っていた方の死は
面識は全くないのですが、私が勝手に知り合いのような気持ちになっているので
分類すると二人称の死に最も近いと言われています。
悲しい。。。。。
