ゴルフ関係の撮影で、
埼玉県の森林公園ゴルフ倶楽部に行った。
新型のパターの撮影で、
アメリカのメーカーの人が出演して
実演、説明をする。
トミーリー・ジョーンズに似た、渋い年配のおじさんだった。
もちろん、日本語はまったく通じない。
私は、向こう見ずというか、外国人と話すのが億劫ではない。
英語が得意というわけではないが、たどたどしくも
かなり積極的に話しかける方だと思う。
その宇宙人ジョーンズさんと話しているときに
3月の地震の話になった。
「I am afraid…」
地震、怖いなと言っていたが、本当は
放射線の方が怖い、だから早くアメリカに帰りたい、
と思ってるんだろうな、と感じた。
2月にニューヨークに撮影に行ったときも思ったが
英語ができないことが、本当に歯がゆい。
でも、数日もするとその気持ちを
あっさり忘れてしまう。
そしてまた、英語が必要な局面になって
後悔する。
数十年、その繰り返し。
私が通っている合気道の道場には、外国人もたくさんいる。
みんな日本語なので、不便はないが
時々、英語ができる日本人の門下生と
英語で話している場面に遭遇する。
そんなとき、あ、英語やらなきゃ、と思う。
英語の講師をしている妻に、ロケの話をすると
「あなたは根性が据わってるんだから、
本気で英語をやれば、かなり話せるようになる。
ほとんどの日本人は、学習能力よりも精神的な弱さから
英語のコミュニケーションがとれないんだから」
と言われた。
ただ私の場合、仕事柄、英語よりも
「シビれる日本語」をひねり出すことに
力を尽くしてしまう。
日常的に必要に迫られればなぁと
また、いいわけをする。