住宅ローンの金利「変動型」と「固定型」はどう違う? | 板橋区地域密着不動産屋!               ミトミのオフィシャル・ブログ

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今回は、住宅ローンの金利の種類「全期間固定金利型」「固定金利期間選択型」「変動金利型」について、それぞれの特徴をお伝えします。
マイホームの購入は、人生の中でも最も大きい金額の買い物となる方が多いものです。


普段、「お金を借りる」ということになじみのない方でも、住宅購入の場合には住宅ローンを利用するのが一般的ですよね。

住宅ローンを選ぶ際に、最も重要になるのが金利タイプの選び方だと言えるでしょう。

金利の種類によって、適用される金利、将来の影響などが異なってきます。
ここでは、住宅ローンの金利の種類とそれぞれの特徴についてお伝えします。

 

住宅ローンの金利タイプは3種類

住宅ローンの金利の種類は、大きく「全期間固定金利型」「固定金利期間選択型」「変動金利型」の3種類に分けられます。

「全期間固定金利型」は、完済までの全期間の金利が固定されているものです。

全期間の金利が一定のものの他に、フラット35のように途中で金利が変わるものもあります。

この場合でも、「何年目に何パーセントの金利になる」ということが借入れの時点であらかじめ決められています。

これに対して、「固定金利期間選択型」と「変動金利型」は、返済中に金利が変わるものです。

「固定金利期間選択型」は、定められた期間の金利や返済額が固定され、期間が終了した時点での金利で改めて返済額が見直されるものです。

固定期間は2年、5年、10年、15年などから自分で選ぶことができます。
期間終了後は、改めて固定期間を選ぶことができます。

「変動金利型」は、半年ごとに金利が見直され、返済額は5年に一度見直されるもので、金利変動の影響を直接受けるものになります。

 

当初の金利は変動型の方が低いけど……
一般的に、「変動金利型」や「固定金利期間選択型」など、返済中に金利が変わるタイプの住宅ローンは、当初の金利が低めに設定されているものが多くなります。


一方で、「全期間固定金利型」の住宅ローンの金利は変動型などに比べると高めです。

金利が低ければ同じ返済額でより多くの金額を借り入れることができますが、金利が変わるタイプの住宅ローンの場合、将来、金利が上がれば返済額も増えるということを忘れてはいけません。

 

どんな人にどの金利タイプが向いている?

「全期間固定金利型」の場合、借り入れ後に市場金利が変化したとしても、住宅ローンの返済額は影響を受けません。

このため、他の金利タイプの住宅ローンと比べ、家計の管理や生涯の資産管理がしやすいと言えるでしょう。

これから大きくなる子どもがいて、今後、教育費などの出費が増える予定がある場合には、このタイプが向いていると言えるでしょう。

「固定金利期間選択型」は、固定期間中は金利や返済額が変わりません。
ただし、固定期間終了後、見直し時の金利や返済額の上昇について上限が設けられていないため、大幅に金利が上がれば返済額が増える可能性があることは理解しておく必要があります。

今は教育費がかかるため返済額を抑えたいが、数年後には子どもが独立して余裕ができる予定だというような人に向いています。

「変動金利型」は、返済額は5年間変わりませんが、半年ごとに金利が見直されるため、金利の上昇が大きいと返済額のほとんどを利息が占めて元本が減らなかったり、利息額が返済額を上回って未払いとなる「未払い利息」が生じるリスクがあります。

借入額が収入に対して少ない場合や、共働きなどで繰り上げ返済ができるなど家計に余裕がある人に向いています。

どの金利タイプの住宅ローンを選ぶかによって、金利動向によって受ける影響や総返済額が異なってきます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを知って、慎重に選ぶようにしたいですね。


いかがでしたでしょうか?

住宅ローンの種類について紹介しましたが、参考にしてもらいたいです。