みと政和の公式ブログ -2ページ目

とうとう徽章(バッチ)を受け取りました。

本日は、新任議員説明会ということで、
今回の県議会選挙に初当選した議員に向けての説明会がありました。

説明会の資料は、テンコ盛りでしたが、
県職員の方々から懇切丁寧に説明して頂きました。
みと政和の公式ブログ

大学の入学式みたいな感じで、ずっしりと重い荷物を紙袋に入れて帰ったんですけど、
環境的にも、経済効率的にも、少しずつデータ化していく必要はありますよね。

そして、説明会の後に、県議会の広報用撮影もありましたので、とうとう議員バッチを頂きました。
お隣でバッチと初対面をしていた迎山さんをパシャリ(勝手に掲載、お許し下さいませ☆)。
みと政和の公式ブログ

頂いたバッチを早速付けまして、写真撮影を行ってきました。
(まだ議員の地位ではないので、バッチは、すぐに外して、大切に保管中です)
みと政和の公式ブログ



こういうモノを受け取り出すと、いよいよ議員になるのだなと、
実感が湧いてくるのと同時に、しっかりせねば、と重責を感じるばかりです。

9,220人の皆さんから頂いたご期待、
有権者じゃないけど、三戸さん頑張ってね!と、いつも笑顔をくれた子供達の純な気持ち、
今回は、票入れて頂けなかったとしても、高砂を良くしたいと思われている皆さんのご希望、
しっかりと、心に刻みながら、高砂のため、兵庫のため、日本のため、
「初心忘れるべからず」で、議員活動に邁進したいと思います。


ここから、ちょと変な話なんですけど…。

多くの皆さんから「みと政和」と投票して頂いたんだと、
感謝の気持ち、ご期待の大きさを噛み締めようと、イメージを焼き付ける作業をしてみました。

9,220人の方に、投票日に投票に行って頂いた(期日前もあるので全部じゃないけど)、
「みと政和」と書いて頂いた、その行列はどの位の長さになるのかと。

9,220人の方が順番に並んで、前の人との距離が大体60cmくらいと考えると、
9,220人×60cm=553,200cm=5,532mということです。

約5,5kmという、この距離は、
明姫幹線の加古川を渡って、高砂市に入った所から、北浜町牛谷の姫路市境までとなり、
高砂市をちょうど横断する列が出来上がる事になるのです(単純にスゴイ)。
なんか変な表現ですけど、そう考えると、すごく多くの方に支持を頂いたんだなと。

と言う事で、明姫幹線を通る度に(ほぼ毎日ですけど…)、
皆さんからの沢山のご支持、ご期待を噛み締め、
初心を思い返しながら、頑張って参りたいと思います!!

引き続き、宜しくお願いします。


10数年ぶりの的形で、潮干狩り大会!

今日は、三菱重工関連労組さんの潮干狩り大会にお呼び頂きまして、ご挨拶をさせて頂きました。

連日の雨だったので、天候をかなり心配致しましたが、快晴で良かったです。
ただ、風が強い強いこと。貝は沢山取れましたかね?

的形と言えば、小学校時代の毎年の遠足スポットでして、とても懐かしかったです。
ハシャギ過ぎて先生に怒られたこと数知れずです、あの頃は、ごめんなさい…。

挨拶シーンを、岡田事務所のぽっちゃりんさんが写真に納めてくれたのですが、
春の海を背景に、寂しい感じ満載の写真が面白いので、アップしておきます。

ちなみに、この写真は、潮干狩りをしている方々へ一方的に演説をしているのではなく、
潮干狩り大会開催のご挨拶ということで、切れた写真の向こうで皆さんがこちらを向いてくれております。

$みと政和の公式ブログ

上場廃止型MBOの動機

今日の日経に「上場廃止型MBOの動機」という記事がありました。

記事は、上場維持に関しては、下記のような問題があり、
取引所は、投資家保護も重要だが、経営者の市場不信を回復する必要がある、と結んでいます。

①上場維持コストがかかる
 -直接経費…管理部門の増加コスト、監査費用など
 -間接経費…内部統制にかかる経済活動の抑制(機会費用)など
②市場への不満が高い
 -海外投資家の日本企業への理解不足による低い企業価値評価

私は、取引所や市場関係者の努力も必要ですが、
上場、若しくは、上場を目指す企業の努力も必要かと思っております。

そもそも、マネジメント・バイアウト(MBO、Management Buyout、経営陣買収)とは、
会社の経営陣が株主より自社の株式を譲り受けたり、
あるいは会社の事業部門のトップが当該事業部門の事業譲渡を受けたりすることで、
文字通りのオーナー経営者として独立する行為のこと、とWikipediaにはあります。

最近の市場株価をみておりますと、経営陣が自分で思っている企業価値を遥かに下回って、
我慢が出来ずにMBOを選択するというケースが多いのかと思います。

加えて、PEファンドが未公開株に有望な先を見つけることが出来ず、
割安に置かれている上場企業への投資を行っているということも言えるかもしれません。

私も、キャピタリスト時代(ライブドアショック以降)は、
上場の意味、上場の価値を、経営者に問われるシーンが沢山ありました。

そう問われるたびに、確かに上場の意味とはなんぞや?と自分自身でも考えてきましが、
成長企業にとっては、成長する時間の短縮(前借り)だと説明してきました。

経営者が、自分の(素晴らしい)ビジネスモデルを他人に説明し、
そのビジネスモデルが生み出す将来キャッシュフローを信じさせ、
それを割り引いて、今の段階で投資をさせる、ということです(まさに、DCF法)。

しかし、最近のベンチャー企業に関して思っているのは、
人々が夢を見れるような輝かしいビジネスを語れる経営者が少ない、ということです。

既存のプラットフォームに、少し面白いサービスを流し込むんです位のビジネスが多くて、
人々が目を見張るくらいの突飛な、皆さんの生活が180度変わるんです!!と、言う位の
大胆な発想をする経営者が少なくなってきたのではないかな、と感じています。

人々が度肝を抜くようなハッタリを言える経営者が、どんどん誕生してきてもらいたいものです。
(中には、詐欺師のような経営者もいるのですが…)

また、海外投資家が日本企業の価値を低く見ているという点に関しては、
経営者も不断の努力をし、自分のビジネスの素晴らしさは当然のことながら、
日本のマーケットも力強く説明できる能力を磨く必要があるのではないでしょうか。

また、ガラパゴス携帯も、少しずつマーケットシェアを落としつつあるようですが、
最初から世界のマーケット(株式市場含む)に目を向けて設立されていく企業が増えていく必要があろうかと思います。

お隣の中国は、同じアジアながらも、最初から世界を見てビジネスを構築していく企業多くあります。
加えて、内需も高い国ですので、ダブルでマーケットの拡大を享受しているのです。

日本の経営者も、壮大なビジネスを、構想、実行していく気概が必要かと思います。

こういった経営者のサポートをしていくのが、取引所や市場関係者なのですが、
記事にある通り、確かに取引所が必要以上に保守的になっているとも言えるかと思います。

ライブドアショック以降、とにかく減点方式で上場規制を高めて、ベンチャー企業には、
本当に息苦しい市場となっているのが、現状ではないでしょうか。

投資家を欺く会社のみが上場出来ないように、限定的ながら精緻で高度な規制を作り、
こういう会社が自然淘汰できる仕組み(投資家の目利きの向上も含めて)を工夫する必要があるのかと思います。

三戸(みと)という名前

三戸(みと)って、余り無い名前なんで、
「さんのへさん」と呼ばれたり、「水戸」と書かれる事がザラにあります。
「水戸」と書かれるのは、慣れっ子なんで、指摘すらしないこともあります(笑)

今回、高砂で政治活動をするにあたって、2家族の「三戸」さんを発見しまして、
ひと家族は、同じ町内にお住まいということで、かなりビックリしました。

ご挨拶に伺うと、息子さんも、私と同じような年齢らしくて、
「息子さん、出馬するの?」って、周りからよく聞かれたとのことでした。
「三戸」の名を汚す事無く、頑張ってと応援して頂けました。

で、なぜ故、こんなブログを書いているかと言うと、
今日の神戸新聞の3面に「三戸俊和(みととしかず)」さんという方が。

おおおおおおーーー!!珍しい!!と思いまして。漢字も、一文字違い。
そして、また、非常に素晴らしいお仕事をされていて、思わず検索で調べちゃいました。
(ちなみに、このブログは、実名ですけど、個人的趣味も満載にする予定ですので、あしからず)


▼ルワンダのゴミ処理場改善に取り組む「三戸俊和」さん
http://www.unforum.org/unstaff/123.html


「三戸」の価値を高めて下さってますね、有り難や、有り難や(笑)
今度、どこかでお会いしたいな~、と。

あと、出身が広島ってことで、納得です。
私も、父方は、広島でして「三戸」というのは、広島、山口に多いのです。
遠い親戚なんですかね。

下らないけど、会話でよく質問されるので、書いておきました☆
ではぁ~。

つながることの素晴らしさ(九州新幹線全線開通)

九州新幹線の全線開通時に、初めて九州を縦断する新幹線に、CM撮影用のカメラを積んで、
JR九州の呼びかけに応じて集まった人たちが、走ってくる新幹線に手を振っている様子をCMにしたものです。

サクラは、一切なしの、ガチンコ一発勝負。
地元の住民の方々が、思い思いの格好をして、手を振っております。



これを見て思ったのは、「つながること」の素晴らしさです。

本当に沢山の人が、九州新幹線の全線開通を待ち望み、
その喜びを、九州中で分かち合いながら手を振っている光景は、胸が熱くなりました。

このプロデューサーが企画を出した時は、絶対に成功しないと周りに言われたそうです。
それでも企画を通して、結果、これ程までに、人の心を掴むCMになっている。

プロデューサーも、
「まさか、ビニールハウスに乗って手を振ってくれるとは思っていなかった」
「演出しても、ビニールハウスの上に乗ろう(乗れる)なんて発想しないでしょ」と。

つまり、多くの人が「つながって」一つの方向に向かえば、
思いもよらないことが起こるし、大きなうねりが出来上がるのです。

言葉遊びじゃないですが、九州新幹線が全線開通し、東京と「つながること」での経済効果も、
この地元の様子を見れば、机上の数字だけではなく、肌で感じることが出来ます。

本州(太平洋側)の人間からしたら当然の新幹線ですが、これ程までに歓迎されている。
我々も、当然ある新幹線というインフラと、それを構築してくれたこれまでの皆さんに、
敬意を表さなければいけませんね。

東北地方でも、震災後に東北新幹線が復旧開通した際に、同様の形で地元の皆さんが歓迎をされていました。

今こそ、日本全体が「つながって」、感動の日本再構築を進めていきたいと思います。

選挙事務所を閉じました。

「みと納豆」事務所として、親しまれた?選挙事務所も、役目を終え、
先月末をもって閉鎖させて頂きました。

事務所開設という記事でも書かせて頂きましたが、
本当に手作り感満載の事務所でした。

今日も、支援頂いた方に、
「あの事務所は、非常にきれいにしてあって良かった」と言って頂き、
他にも「本当に目立ってた」とか、「活力を感じたね」とか、
mixiでは「明姫幹線が寂しくなるね」とか言って頂いており、嬉しい限りです。

あのガレージの感じが凄い好きだったんで寂しい限りです。
後で知ったんですけど、元々は、バイク屋さんだったんですね。

物事って、何でもそうですけど、苦労しただけ思い出に残ります。

今回の事務所設営に関しては、家族や後援会、各組合の皆さんと共に、
一緒に作り上げてきた感じがあって、本当に思い出深いものとなりました。

明姫幹線を通る度に、一生思い出す事になろうかと思います。
とにもかくにも、我々に思い出を、ありがとうです。

そして、良い思い出が継続するよう、次は、議員活動に邁進していきたいと思います。

【跡形も無く、エイショクに復活した、事務所】
.


最近は?と言いますと、少しずつpre議員活動も始まってきております。
写真は、議員団総会に井戸知事のご挨拶。

.

引き続き、頑張って参ります!!

統一地方選挙が終わりました!

やっと、統一地方選挙の前後半含めて、全てが終了しました。

公職選挙法上の事後活動の禁止がある中で、感謝の意を伝えられないのが残念です。

何か、嵐の様に過ぎ去っていった活動。
僕らの夏が終わった、って感じです。

選挙が終わっても、収支報告書の提出や、器材の撤去、整理が残っておりまして、
手伝って頂いた人達が、一気に日常に戻られた中、粛々と行っております。

高砂市内や、神戸でも「みとさん、ほんとに良かったぁー」と、お声がけを頂いたり、
海外や、東京からも、ネットを見て「おめでとう」と連絡を頂けたり、
皆さんのお陰で、みとが存在しているのだと、再認識している次第です。

お世話になった皆さん全員に、まだちゃんと報告できていない状況ですが、
今しばらくお待ち頂ければ幸いです。すみません…。

「みと納豆」で、皆さんに親しまれた選挙事務所も、28日に最終閉鎖します。
結構、皆さん寂しがって頂いて、これまた恐縮です。

議員活動は?と言いますと、
兵庫県は、震災の影響で選挙が後ずれした16年前から、その修正を行っておらず、
議員のボーナスが6月まで勤めないと出ない関係で、新人にバッチが付くのは、6月からです。

これって、完全に、議員の怠慢ですよね。

仮に、議員活動期間を短縮し、ボーナスが出ないことが、不平等なのであれば、
特別な条例でも作ってしまえば良いだけで、そんなことよりも、
県民の声である「選挙で信任を受けた人」が、議会活動を2ヶ月を行えないというのは、
民主主義の根底を覆すぐらい、非常に危険な状況だと思います。

早速、調べていきたいと思います。

ということで、選挙活動の後始末、皆さんへのご報告などで、意外とドタバタしておりますが、
少しずつ日常に戻り始めている、みとでした。

兵庫県議会議員選挙に当選しました。

公職選挙法に「事後活動の禁止」というものがありますので、
皆さんには、謝意をお伝えする事が出来ませんので、取り急ぎのご報告です。

この度、平成23年4月10日執行の兵庫県議会議員選挙に当選させて頂きました。

準備期間もかなり短く、現職2名の自民党が強い高砂にて、民主党の超逆風下、
新人で、なんのコネもない人間が、かなり厳しい選挙だと言われ続けました。

しかし、私が町中で皆さんと接していますと、
「高砂も変わらなければいけない、これまででは駄目だ、若くて、新しい力を!」と、
かなり多くの方が切望されていました。

演説の後に、涙ながらに「頑張ってね。若い力で、本当に頑張ってね。」と、
握手して頂いたシーンもありました。

そんなお気持ちに、何としてもお応えをしたいと、必死で駆け回った結果が、
9,220名の方の、みと政和への支持だったのかと思います。

今回の選挙は、かなりの高い期待値にて一票を頂いたことが、本当に伝わっておりますので、
逆に言えば、結果を残す事が出来なければ、それで終わりだとも感じております。

4年という期間は、長いようで短いはずですので、
一票を投じて頂いた方々の期待値を超えるよう、これまで以上に全力で邁進したいと思います。

「選挙活動を振り返って」は、また、改めてアップします。

これからも、どうぞ宜しくお願い致します。

高砂を変えるために、皆さんと一歩踏み出したい

明日から、兵庫県議会議員選挙が始まります。

このブログも、今日が最後の更新です(4月11日再開)。


最後に、地元高砂、兵庫への想いを綴って締めたいと思います。


今回の兵庫県議会議員選挙、高砂市選挙区の争点は、

自民党一党独占は、是か、非か?だと思います。


今、高砂市選出の県議は、2名おられますが、両者とも自民党議員です。


高砂市は、自民党の一党独占選挙区となっていますが、

兵庫県下、広しと言えど、

同一政党が、複数選挙区を独占しているのは、高砂と豊岡だけです。


さらに、高砂は、前回(4年前)も、3回前(12年前)も、無投票でした。


一つの政党が、選挙区を独占し、選挙をしない(無風地帯)ということは、

偏った政治、限られた人たちだけの政治となってしまいます。


たとえば、梅井地区の産業廃棄物施設の問題。


高砂市民の58,100名もの反対署名が集まりながら、

許認可を与える兵庫県が、前に進めようとしている問題。


つまり、市と県との間で抱える問題です。


通常こういった問題には、地元選出の県議会議員が矢面に立って、

地元の声を聞き、県との調整をしていかなければいけないものです。


しかし、この問題は、解決の糸口が見えないというのが現状です。


これが、まさに「一党独占」「無風地帯」の弊害の最たるものではないでしょうか。


ここで、一党独占ではなく、他の政党からの議員も存在していれば、横槍を入れられるでしょう。

打算的な表現ですが、有権者の意見を政治に反映することが、自分の次回の選挙にもつながるわけですから、

しっかりと、点数を稼ごうと考えるきっかけにもなるのかも知れません。


しかし、選挙もなければ、一党独占。現職議員は、点数を稼ぐ必要がないわけですから、

ややこしい問題には手をつけないと考える方が、合理的な判断な訳です。


結果として、高砂市民の6割もの意見が無視されているのです。

こんな、ぬるま湯のような政治が、まかり通る仕組みのままで良いのでしょうか。


これからの地方分権の流れの中で、市と県とが抱える問題は、どんどん増えてきます。

にも関わらず、市民の6割の意見が無視されてしまう政治で、本当に良いのでしょうか。


高砂を客観的に見ると、特定の人たちが、必要以上に保守的になって、

切磋琢磨しようという人間が、手を上げることが出来ない土壌になっている気がします。


そして、その他の、多くの人が無関心になって、投票率が下がり、さらに手を挙げる人間がいなくなる。

それで、より限られた人たちだけの政治になる、との悪循環を辿っているように映ります。


この悪循環を、我々の世代で断ち切らなければ、

未来の子供たちに胸を張って、ふるさと高砂をプレゼントすることが出来ない。


そんな想いで、東京での仕事を辞め、地元高砂に戻ってきました。


まずは、選挙をしなければいけない。

危うく、また無投票になりかけましたが、4月10日に選挙が行われます。


今回は、「自民党一党独占が、是か、非か?」という、高砂市の皆さんの真意を問う選挙だと思います。


私は、この高砂の地に、自民党と、民主党が切磋琢磨しながら、

政治家が、必死に走り回り、汗をかき、市民のため、県民のために、自分がどうすれば、良くなるのかと、

真剣に考える仕組みを植え付けたいと思っています。


4月10日は、高砂の皆さんと共に、本来あるべき政治の仕組み作り。

競争原理の取り入れられた、研ぎ澄まされた政治を植え付ける第一歩を、踏み出したいと思います。


未来の子供たちの社会を作る、貴重な一票を、有効に使って頂きたいと思います。


明日からのラストスパート、全力で頑張りますので、どうぞ宜しくお願いします!!


参入障壁の低い選挙のシステム

前回の記事である、日本で「地方分権」は成立するのか?の続きとして、今回の記事を書きます。


■政治家への道の間口を広げて、有能な人材を議員へ
まずは、「議会に有能な人間を送り込まなければいけない」というのは、
国民の総意として、異論はないでしょう。

アイルランドの政治学者、マイケル・ギャラガーは、
「候補者の質が、議員の質、議会の質、さらに国の政治を決める」と言っています。

これについては、二世議員だけに政治を任せていては、政治が偏るのでは?
という過去の記事にも、少し書かせても頂きました。

昨今の不安定な政治事情を鑑みると、本当に有能な議員が続々と誕生しなければ、
この閉塞感を打ち破ることは出来ないでしょう。

そのためには、そもそもの間口を広くする必要があると思います。

いわゆる、ジバン(地盤=票田)、カンバン(看板=知名度)、カバン(鞄=お金)を、
可能な限り、無くしていく必要があります。


■ジバン、カンバンをなくすには、世襲を制限する
参考までに、海外の動向について、日経の記事も引用してまとめると、
イギリス保守党の候補者選びなどは、非常に厳格に行っていて、論文や討論などの試験を受け、
政党本部の候補者リストに登録、さらに選挙区での選考を経て、正式な候補になることが出来ます。

選考は演説や討論の力量が重視されて、地元と縁のない「落下傘候補」も普通とのことです。
出馬に必要な供託金と、法定選挙費用は、ロンドン中心部の選挙区で約1万1000ポンド(約150万円)。

ちなみに、衆院東京1区は約2900万円もあり、その差は、20倍もあるのです。

このような結果、イギリスでは、親子議員で「地盤」を引き継ぐことはまれで、
そもそも二世議員は極めて少く、55年にチャーチル首相が退いた後、首相となった二世議員はゼロです。

イギリスが全てではないですが、
ジバン(地盤=票田)、カンバン(看板=知名度)に対する障壁の低減については、
まずもって、世襲制限が一番重要かと思います。

民主党では、下記のような世襲制限(親と同じ選挙区からは立候補出来ない制限)を行っておりますが、
私、個人的には、これを都道府県議会にも導入すべきだと思っております。

【民主党の世襲制限規定】
「現職国会議員の配偶者および3親等以内の親族(直系、傍系の血族および姻族)が、
当該現職国会議員の引退、転出等に際して、その直後の選挙において議席を連続して引き継ぐために、
同一選挙区(衆議院の小選挙区・比例区(単独)、参議院の選挙区・比例代表のそれぞれの同一選挙区)から
立候補しようとする場合、党はこの親族を公認しない」


■カバンを必要としないために、最新のテクノロジーを導入する
そして、カバン(鞄=お金)です。
これについては、そろそろ抜本的に選挙制度を変えていく必要があるのではないかと思っております。

選挙民の買収など、ブラックな選挙資金は、論外としても、
候補者の人となり、政策などを、広く有権者に知ってもらうには、かなりのお金が必要となります。

ビラの作成や、その配布、集会の開催などは、想像以上に高いです。
支出の割合は、化粧品やブランドメーカーの広告費レベルな気もします。

時代も時代ですので、インターネットやテレビなどをより使って低コストに抑えることが出来る
仕組みを導入していく必要があるのではないではないかと思います。

特に、インターネットの利用は、投票率にも非常に有効な手段となります。

これには、高齢者の利用が難しい点や、セキュリティの問題などがあると言われますが、
もっと前向きに検討していけば、それほど大きな問題ではないと思います。

最近は、インターネットに接する端末も、iPhoneなど、安くて利用の簡単なものが出来ていますし、
オンラインバンキングに代表されるように、セキュリティの問題も大したことありません。


このような形にて、政治の世界(議員)が活性化する仕組みを作らなければ、
いつまでも、代々引き継いだ、しがらみだらけの政治家だけが政治の世界に存在し、
志の高い新しい人間が政治の世界に登場することは難しくなるでしょう。