今日はこのブログがご縁でお知り合いに成れた方のお店へ、かみさんの
「バースデーケーキ」を買いに出かけました。
そのお店とは東京は広尾に有る「アレグレス」塩谷シェフのお店です。
ブログ上では「しおさん」で通っている方で、メールやコメントのやり取りから
「お知り合いに」成らせて戴く事ができて、今日がかみさんの誕生日なので、折角ならば一度お店に伺おうと計画したところ、快く「折角だからケーキ造りましょう」と
言っていただき、小躍りする最強ブログでおなじみのかみさんを伴い、一路広尾へ。
パソコンからプリントアウトした地図を見て「明治通り沿いだから解り易いね~」
と、歩き始めたものの、そこは夫婦漫才を繰り返す私達「うっかり夫婦」の事、
反対へ歩き始め、何だか可笑しいと気付いて近くのお店の人に聞くと「かなり遠回りしてますよっ」というお言葉。
気を取り直して向かうと丁度正面に「白亜のお店」が、「あれに違いない」と小走りに、
「子供が買える様なお菓子造りを」という塩谷ムッシュの想いで、隣には小学校が有り、工房も外から子供たちが覗けるように「ガラス張りに」されているお店です。
「はじめまして、何時もブログでは失礼しております」のご挨拶の後、満面の素敵な
「笑顔で」迎えていただいたシェフにこちらも夫婦揃って「笑顔」に。
お店のショーケースの前で目尻が下がりっぱなしのかみさんを促し、サロンでケーキとコーヒーの一時と成りました。
私は「ミルフィーユ」かみさんは「はしばみの実とキャラメルのケーキ」を戴きました。
「何と優しい味のケーキなのでしょう」生クリームのシャンティーも、「下に垂れない
ぎりぎりの硬さで立てました」とでも言わんばかりの滑らかさ。
私も自称「食いしん坊」を名乗り、飲食の世界で長年働いているので、決して
「お世辞」は言いません。又、言う必要も有りませんしね。
その後かなりの「大長考」の末にかみさんが買って帰るケーキを決めるまでにも、塩谷シェフとも色んなお話が出来て、たまたま最近やたらとテレビに出ている、私の後輩シェフともお知りあいな事も解り、改めて「業界の狭さ」も感じました。
ブログで抱いていた「職人」のイメージと、実際に御目に掛かってのソフトな印象に
やはり人は会って話してみてこそ本当の「人となりが解るもの」と思わされました。
かみさんの為に造って戴いた「苺のバースデーケーキ」もかみさん大好物の「生クリーム」たっぷりのこれまた「今まで食べたショートケーキの中で、一番美味しい」と
最強なかみさんを言わしめました。
握手を交わし、お店を後にした後もかみさんの笑顔は止まりません。周りから見れば
「怪しい夫婦」に観えたかも?
「良いお誕生日をっ」と言っていただいた塩谷シェフに感謝致します。
早速帰って写真に収め「今日こそは写真入のブログにするぞ~」と張り切ったものの
上手く行かずσ(^_^;)又もや文章だけの報告となりました。
「アレグレス」さんを宣伝するかのような内容に成りましたが、敢て言わせて頂きます。あのお店に「宣伝する必要などない」のです。
シェフの理念も、「儲け主義に走らず、適正な価格で最上の材料を」という物で、
誰かの言葉では有りませんが「迷わず行けよ、行けば解るさ」なのです。
勿論味覚には千差万別、お菓子に関しても様々な方が色んなお店を食べ歩き、
「賛否両論」おありの事とは思いますが、わたし達夫婦はしおさんのお菓子が
大好きです。今日のかみさんの誕生日は最高な一日と成りました。
これも昨年11月から始めたブログのおかげでの「御縁」だと思い、出会いに「感謝」
致します。又機会があれば、お店をやられているブロガーさんのところにも是非とも
お邪魔させて頂ければと思っています。