今日は昨日の嫁のお母さん最強伝説の番外編です。
うちのかみさんとお母さんは体型も似ていて、多分年をとったらこうなるんだろうな?
という生きた見本の様ですが、(特に膝の形は御婆ちゃんからの女三代の遺伝です)
そんなかみさんが帰省して、お母さんがと孫の甥っ子を連れて海側の公園へ散歩に
行った時のエピソードです。
ベビーカーに乗せた甥っ子と共に海沿いのコンクリートで整備された公園へ鳩に餌でもあげようと、かみさんも出かけて、日向ぼっこをしていると、鳩が数羽寄ってきました。
「ほ~ら鳩さん可愛いね~」「ポッポ~ポッポ~ッ」
自分達子供には見せた事のない母親の孫に向ける「優しい笑顔」に「やっぱり孫は
可愛いかい?お母さんよ~?」と聞く娘に、「そらあんた何倍も可愛いわいな~へっへ~」 「あ~それはそれは」
そんな会話を交わした後、「ポッポ~ポッポ~」と鳩に向かって手を出す甥っ子を見て
「なあお母さん鳩を捕まえてやったらどないなん?」といきなりの娘からの「提案」
「そんな~何ぼ私かて、鳩なんか~よう捕まえんわ~」と言い終わったお母さんの手には「ポッポ~~」と泣き叫ぶ鳩が一羽握られていましたΣ(゚д゚;)
「ほ~ら鳩さんだよ~ねぇ~」ベビーカーの孫に見せるお母さん。泣き叫ぶ孫
「やっぱりうちのお母さんは最強だと言う事が解ったわ~あははは~っ」
と大笑いするかみさんですが、そのかみさんも少し後に同じように今度はお父さんと
孫を連れて散歩に行ったときに、小さい鳩に餌をやっていると、何処からか数羽の
「カモメ」が。
かみさんの後日談としては、「折角鳩に餌をやっていたのに、カモメの奴が横から鳩を押しのけて、挙句に人の手にとまって餌を奪おうとしたからや~」との事ですが。
「えいっ」という声と共に、とまりかけたカモメの「足」をむんずと掴んだそうで、まさか
人間に足を掴まれるなど想像もしていなかったであろう「彼」は「ギヤ~ッ」という
聞いたことの無い叫び声をあげたそうで、傍で見ていたお父さんが、「そんなんしてやるな~可哀想に」と言われ、「しょうがないな~二度と弱いもの虐めすんなよこら~」
と手を離すと、バランスを崩しながらものすごい勢いで遠くへ飛び立って行ったそうです。
この母にしてこの娘と思うのは私だけでしょうか?どちらが最強かは皆さんの判断に
お任せしますが、「鳩を掴んだ女」が我が義母で、「カモメを掴んだ女」それが我が妻
である事に、一抹の不安を感じながら暮らしている今日この頃です。「ホロッホ~ッ」