もうすぐクリスマスですが、今日はうちのかみさんの幼少期の話を書きます。


以前のブログでも書きましたが、とてもユニークな関西のりのかみさん一家のお話です。

子供の頃「クリスマスには何が欲しいの?」と母親から聞かれたかみさん。

当時からあまり物を欲しがらない性格だったようで、(どうせ言っても母親が買ってくれる訳は無いと醒めていたようですが)

「別に、欲しいものは無い」と答えたのが小学校の低学年の時の事でした。


さて、クリスマスの当日、朝寝ていると枕元で何やら「ガサガサ」と物音がして目覚めると当時家で飼っていた猫が、枕元に不自然に置かれていた「笹の葉」にじゃれ付いて

居る音でした。


「何でこんなところに笹の葉が有るんだろうと」思い、眠い目をこすりながら良く観てみると、笹の葉に何やら括り付けて有る物を発見。


そこには御祝儀を入れる為の「ポチ袋」が、開けてみると中には現金で2千円が、

そしてその袋には「メリークリスマス、サンタより」の文字が。


「何でクリスマスに現金やねん?しかも何でポチ袋やねん?おまけに笹の葉って

七夕か~~~」「商売繁盛で笹持ってこいか~」(関西の人は解ると思いますが、恵比寿さんの福笹です、関東で言うところの酉の市の熊手の様な物です)

「未だにあの年のクリスマスだけは忘れられん(  ̄っ ̄) )

その話を聴いて大笑いする私に、「クリスマスにポチ袋で現金貰った子供の気持ちを

解らんやろ~」  「はいっ解りません。」


その件をお母さんに聞いたら「そんなんしたかな~覚えてませんな~。きっとプレゼント考えるのが面倒やったんかな~。きっとお父さんがしたんやわ~」


お父さんに聞くと、「僕そんなん知らんで~」 「くっそ~二人してとぼけやがって」

かみさんはボヤキ、私は大笑い。この話は私のお客さんや友達にしても「それって

ネタじゃないの?」と言われる始末。


やっぱり、関西人はおもろいっ。特に嫁のお母さんは最強です。

テレビで幼児虐待や、殺害のニュースが流れると、「そんな奴はなたで首を落としたらなあかん。」と憤り。動物虐待やペットの不法投棄には、「そいつにも同じ目にあわせたったらいいんや~」と憤慨する「心優しい」?お母さんなのです(゜д゜;)

周りの家族は、「お母さんやったらほんまにやりかねんな~」と言うと。

「言う奴はせえへんねん。ほんまにやるときは何も言わんとやる」う~ん納得。


今何よりも可愛いのは今年4歳に成った孫の事。

「私たちにはあんな事してくれた事が無いわ」           

「そらあんた、子供には責任有るけど孫には無いもんっ。」「あっそ~」と子供たち。

麻生政権は危ういけれど、まだまだお母さんの政権は続きそうです。