イメージしました。
そうしたら、腸の中でドカ~ンと爆発が起きて
カニのようなものがサラサラサラ~と出てきて、
その後症状が出なくなったのですよ。
あれから医者にいっていません。」
新春特別の講座「イメージと自然治癒力」での一コマです。
講師の牧野内大史(マッキー)さんは
潰瘍性大腸炎をわずらったことがあるそうですが
友人から「君ならできる」といわれ、
イメージの力で克服した経験があるそうです。
すごいですよね。
ちなみに潰瘍性大腸炎とは、
正常な自分の細胞を攻撃してしまう自己免疫疾患のひとつで
一般的には「一生治らない病気」といわれる難病です。
実は、医師でも、薬に頼らず、この病気の治療に取り組んでいる人がいます。
和歌山のペインクリニックの西本真司先生です。
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先生の著書「潰瘍性大腸炎は自分で治せる」によると
病気が治るには3つのメカニズムがあるそうです。
それは
1.自律神経
2.セロトニン
3.体脂肪
私は、これを聞いたとき、ビビっと全身に電気が流れました。
なぜなら、この3つはすべて「ミトコンドリア」がないと機能しないからです。
西本真司先生のお話を借りて、少し詳しくお話します。
西本先生は、病気を治すからだのメカニズムには
「自律神経」「セロトニン」「体脂肪」があるといいます。
自律神経とは、
意志とは無関係に動く神経で、
交感神経と副交感神経があり、このバランスにより、心臓が動いたり、呼吸が出来たりするのですね。
いわば、生命の維持活動を支えているのが自律神経です。
私たちが生れながらにもっている自然治癒力を発揮するためには
体温を一定程度に保つことが大切ですが、
この体温を調整しているのも自律神経です。
体温は1度上がっただけでも
免疫力は30%も増えるといわれています。
そして、この体温(熱)をつくっているのがミトコンドリアです。
ミトコンドリアはATPと呼ばれるからだを動かすエネルギーをつくる際、副産物として熱を出します。
体温はミトコンドリアの活動のおかげで保たれているのですネ。
次に、セロトニンは
生体リズムや睡眠、また、心の安定などに関与している体内物質で
脳と腸で作らています。
(9割は腸で作られるので、腸とも関係の深い物質です。)
病気を治すキーワードとして「セロトニン」が叫ばれているのは
セロトニンがきちんと分泌されると、
イライラや怒りがおさまり
穏やかな気分でいられ、心が安定するからです。
このセロトニンの原料は
バナナや大豆食品、マグロやカツオ、赤身の肉などに含まれている
トリプトファンという必須アミノ酸ですが
この生成にはミトコンドリアが関与しています。
ミトコンドリアがきちんと働かないとセロトニンは作られないのですね。
最後に体脂肪
死の四重奏という言葉があるように
高血圧、高血糖、高脂質は、病気の大きな原因となります。
なぜ体脂肪がありすぎるのはなぜいけないかというと、
たまった脂肪が、血管壁にこびりつき、
それが酸化すると過酸化脂質となって、血管が固くなったり、血液が流れにくくなるからです。
実は、脂肪をエネルギーに変えられるのは、
からだの中でミトコンドリアだけです。
ミトコンドリアはLカルニチンという物質の力を借りて
脂肪からエネルギーをつくることができるのです。
「自律神経」「セロトニン」「体脂肪」
そうです。キーワードはすべてミトコンドリア(笑)
この話と関連して、西本真司先生の本も是非、ご覧ください。
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今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。