少しご無沙汰しましたが、
「ミトコンドリアからの暗号」を再開します。![]()
前回ミトコンドリアは「不思議」と「科学」の両方からみることができると書きました。
アメリカの生物学者、レイチェル・カーソン女史は、
「生きるためには自然などからある種の不思議さを感じ取る感性が必要」
この感性を
「センス・オブ・ワンダー(不思議なものをみる感性)」
と名づけました。![]()
私にとっての「センス・オブ・ワンダー」が「ミトコンドリア」
なのです。
ミトコンドリアは生物学的には、誰しもが持つ細胞の中の小器官ですが
その生態は不思議がいっぱいです。
たとえば、なぜ、ミトコンドリアは自死までして細胞を助けようとするのか?
なぜ、ミトコンドリア1箇所でも不具合が起きるとみなで協力して助け合うのか?
私にとっては、不思議な存在です。
そもそも、ミトコンドリアは、私たちの祖先とは別の生き物でした。
プロテオバクテリアという細菌です。
私たちの祖先細胞は、
酸素から栄養をつくるその細菌をからだの中に取り込むことで
進化してきました。
これを細胞共生説といいます。
共生というと、きこえがよいですが
ミトコンドリアは自らの遺伝子だけでは、再生することもできないので
人によっては「パラサイト」=(宿主細胞に寄生している存在)
といいます。
両者はどのような関係なのでしょうか?
続きは次回。今日も最後まで読んでくれてありがとうございます