この日は↑

先に私の実家の墓参りに

行くので朝早く出掛けました。


義実家にも早く着きましたが

いろいろ面倒なので

墓参りの帰りだというのは

義両親には内緒にしました。

夫にも口止めしました。

夫は自分の実家の墓参りには

行ってないのでね。


早く来たことに

疑問を持つ義母。

「あらっ!どうしたの?

 早いじゃない!

 もう帰るの?お昼から帰ると

 思ってたのに!」

と喋り始めました。


夫が義父の部屋に冷風機を

付けたいと言うと義母は


「暑い部屋で寝てて心配で

 私は2階に上がれないから

 様子を見に行けないの!

 下で寝てと言っても

 言うこと聞かないし

 本当に頑固で困るのよ!」


とお喋りが続きます。

夫は義母の話を聞きたくないので

早速作業開始です。

 

その間もずっと下の階から
喋り続ける義母。
私は這うようにしないと
階段を上がれない!
私が掃除に上がれないから
お父さんの部屋は
散らかってるでしょう?
お父さんちゃんと片付けてる?
等と声がしていましたが
気がつけば義母
2階に上がって来てました。

来れるじゃん!

何かと口を挟みたいのでしょう。
「お父さんは余計なこと
 しないで二人に任せなさい!」
といつもの調子です。

そして一通り観察して
納得したのか
階段を下りて行きました。

本当は階段は大丈夫なのかも!

私達が作業を終えて下りて行くと

「何で朝早く来たのかと
 思ったけど
 これをつけてくれるために
 来てくれたんだね!
 有難いね。ありがとね!」

一人感謝!感動しています。

違うよ!
早く来たのは
墓参りに行ったからだよ!
私達のことを気に留めてくれる
優しい息子夫婦と
思ったみたいです。

そして私達は早々に
義実家を後にしました。
私は真っ直ぐ帰宅です。
でも夫はこの後友人と合流して
ドライブ旅行でした。
夫にはまだ半分お盆休みが
残っていたんですね!

明日からは仕事だと思って

夫を見送ったのでしょうが

都合の悪いことは

夫も言いません。

そんな時間があるのなら

もっと帰って来て欲しいと

思われるに決まっているから。


夫は自分の実家の

墓参りには行きたがりません。

私の実家のお墓に行ったと言うと

義両親は嫌な思いをするでしょう。


義両親に伝えないことは

沢山あります。

私達の黒い部分を隠しながら

優しい息子夫婦を演じて

いるようです。