先日アートアクアリウム美術館に行ってきました。

 

なぜかというと、この日に鑑賞予定の歌舞伎が午後の部だったにもかかわらず、午前の時間と勘違いして行ってしまい、大幅に時間が余ったからです。

一旦帰るほど家も近くないし、せっかく銀座に来たので何かしようと調べたらちょうどよいイベントが三越で見つかり、観に行くことにしました。

入場料はWebチケットだと窓口で買うより200円安く、2300円です。

 

 

私はやはり夏の方が「着物を着たい!」と感じるようで、秋らしくなった途端着物を着る意欲が低下し今回も洋服となりました。

今回に関してはそれが逆に吉と出ました。

 

というか午後の部ということがきちんと理解できていれば着たかもしれませんが、朝早かったので洋服一択でした。

中に入ると幻想的な和の雰囲気です。

混み過ぎないよう、30分刻みで入場時間が指定されていて、中に入っても快適な空間が保たれています。

こちらのコーナーは假屋崎省吾さんとのコラボ。

花瓶の部分に金魚が泳いでいて、花の部分は別に活けられています。

外国人向けの和の展示という感じなのかとも思いましたが、日本人が見てもとても幻想的です。

金魚と和は相性が抜群ですね。

こうやって展示されていると、金魚もアートです。

カメラの前まで来て決め顔をしてくれました。

 

ただ金魚という生き物的に大丈夫なのかと少し心配しましたが、調べてみるともともと熱帯魚のバイヤーの木村英智さんという方が仕掛けたとのこと。

専門家でした。

金魚にも無理がないように工夫されてるんですね。

無謀な展示をして、金魚が死んでしまっているようなことがあれば商売が成り立たないですし、素人の心配に及ばずでした。

 

こちらのサイトにこのアクアリウムの開発ストーリー記事が載っています。

これを読むと、その行動力のすごさに驚きます。

やることの深さとスケールが違います。

現在はさらに伝統芸能方面にも展開している模様で、そちらもすごいです。