偉大な作詞家、阿久悠先生
勝手にしやがれ、雨の慕情、居酒屋、また逢う日まで、どうにもとまらない…などなど他にも沢山の名曲がありますが
私は特にこの、森田公一とトップギャランの青春時代が大好きです
"卒業までの半年で 答えを出すと言うけれど"
という出だしに
"あなたは少女の時を過ぎ
愛をかなしむひとになる"
すごいです、大好きです。
凡人の私には絶対に思いつかない歌詞です。
天性の才能ですよね。
もう一曲、こちらも大好き
ザ・モップス 朝まで待てない
"あきらめ 捨てたはずなのに
恋は眠りを忘れせる
闇に向かってお前の名を呼ぶ
今すぐ逢いたい 朝まで待てない"
歌詞と歌声、サイケデリックな曲調が最高にマッチしています
私は人に対して会いたいと思ったときに、逢いたいと表現したことはこれまで一度もないと思います。
少し照れくさい感じもしますし、情熱的な表現ですよね。
尾崎紀世彦さんのまた逢う日までも、逢うですね。
そして、阿久悠先生の未発表作詞をもとにH ZETT Mが作曲し演奏はH ZETTRIOの楽曲
新しい学校のリーダーズ
雨夜の接吻
初めて聴いたとき、私の大好きなJazzの曲調と裏打ちのリズムに惹かれたのですが、歌詞がなんだか一味違うといいますか…
文学作品のように感じられて、曲の世界にぐっと引き込まれました!
調べてみたら、なんと阿久悠先生の作詞で驚きと納得感が同時に起こりました。
先に曲のみを何度も聴いていて、ダンスありの上記の映像は後から見たのですが、変化する曲調にダンスがピッタリとはまっていて完璧な作品だと思いました。
阿久悠先生がお聴きになり、ご覧になったら、どんな感想を抱かれるのか…
新しい学校のリーダーズにまた詞を提供しようと思うかもしれないな〜と、想像が膨らみます
ちなみに、サビの印象的な歌詞
“蛇の目の傘が 坂道を
風もないのに 転がって
雨夜の接吻
ああ 濡れます 濡れます“
この蛇の目傘について調べてみました
享保・元文の時代に好まれた傘なんだそうです
素敵ですね
雨夜の接吻で
蛇の目の傘が 坂道を 風もないのに転がっていく
そんな情景を歌詞にできる阿久悠先生の感性が魅力的で、作品に引き込まれていきます。
蛇の目の傘を腰にさしてお出かけしてみたくなりました
音楽について語りだすと止まらなくなってしまいます