正味なハナシ私に権限が有るのなら、ベテランにレギュラーは確約しない。
ベテラン選手1人1人を挙げて、来年以降のドラゴンズに、それぞれの選手がどうあれば良いのかを考えたい。
#2 荒木雅博
説明するまでも無いが、荒木は守備と足の選手。打撃では期待は出来ない。
守備と足に関しては、まだイケると思う。
だが打者・荒木で見ると、スタメンは確約出来ない。
荒木は状況を理解した上で配球を読んで打席に立つバッターではない。感覚と身体能力に特化したタイプで、積極的に振るバッターだ。
その為に、打つ時は固め打ちをするが、チャンスに難しい初球に安直に手を出して凡退したり、ノーヒットの試合も続いたりする。
感情をあまり表には出さないが、内に秘めたる感情は熱く、そんな性格ががイケイケモードの神業みたいなプレーをするコトもあれば、意固地になってプレーにも影響を及ぼすコトもある、典型的な“肥後もっこす”と言える。
打率≦出塁率タイプで、知られていないがバントも下手(自分でも苦手と言っている)
【1番以外では生きていけないタイプ】である。
来年、仮にシーズン通してフル出場したとしても、打率2割8分も打てば上出来だろう。盗塁も20前後か?
これぐらいの数値が期待出来るなら、レギュラーでも良さそうに思える。
しかし、大島より1番として機能はしないだろう。
大島も荒木と同じく、バントが苦手で得点圏で打てない。それでも打率,出塁率ともに大島が上ならば、1番に置くのは大島だろう。
じゃあ、荒木はどうするか?
2000年代ぐらい中軸が強力なら、2番打者としての起用も良いだろう。しかし、ルナ 和田 森野 平田…誰が後ろに並ぼうと、機動力の面で荒木が活きる中軸にはならない。
それより深刻なのは、ホームランが少なく打線も繋がらないドラゴンズでは、長打力が乏しく落ち目の荒木に2番は任せられない。
分かりやすく説明しよう。
ソフトバンク打線ぐらい、他の打者が充実して各々の役割がハッキリしてるなら、2番に低打率で非力のバッターが居ても打線は機能するが、今のドラゴンズではどうだ?ってコトだ。
じゃあ、下位打線ならどうだろうか?
コレもココ数年、低打率で眼も当てられない下位打線に荒木を移したトコロで、相手バッテリーの脅威にはならない。
寧ろ淡泊な荒木のバッティングが、相手バッテリーを助けてしまうだろう。
ただ、荒木自体が1軍レベルに達してないってコトはない。新人や若手を抜擢するにせよ、彼らがダメな場合でも、荒木が控えていれば何時でもスタメンには戻せる。
荒木や井端みたいな選手は、守って走れてナンボ。どちらかでも欠ければスタメンとしては苦しくなる。
去年、事実上の戦力外査定で井端を追い出した落合GM。
井端にとった態度や、戦力外とした動機は私怨に思えるが、2014シーズン井端が他のベテランとスタメンとして名を連ねるのは、打線の得点力で厳しかっただろう。
世代交代が遅れているドラゴンズでは、他のポジションでも抜擢で若手や新人を使わねばならない。
そこで火力の乏しい荒木では、カバーが効かない。
打力を持った二塁手がドラフトで獲れたので、荒木は守備固めを基本路線とするのが私の個人的な考えだ。