照準器を導入して動きものも容易?に捉えることができるようになったのですが、使いづらかったものがあります。雲台です。これまでマーキンスの自由雲台を使っていましたが、野鳥撮影をするにはどうも使いづらいことです。野鳥撮影における三脚の使用方法はカメラを固定して記念写真をリモートで撮るとか、NDフィルターをつけて水の流れを滑らかにするとか星景写真を撮りとかとは違って自由に動かすことができるのが必須です。すなわち重い超望遠レンズを軽く自由に動かせないといけません。

 そこで候補に上がるのが、ビデオ雲台とジンバル雲台です。ジンバル雲台は大きくかさばるのでビデオ雲台にしようと調べ始めました。1番の頂点となるのはザハトラですが、私の三脚はシステマティックタイプでないので、三脚を更新する必要があるのと、とても高価で手が出せません。マンフロットからも発売されていますが、もう少し小型を探してレオフォトにしました。品名は、BV-10です。コンパクトでありながら、当時のFE100mm-400mmGMレンズでは十分だし今後200-600に変更しても、大丈夫と思ったからです。使用感は大変満足で今では欠かせない存在となっています。

 

Leofoto BV-10

 

 ここで一つ考慮する事項があります。自由雲台であれば、首を振ってカメラの水平を保つことになりますが、ビデオ雲台の場合は、それができないため、三脚の脚を伸び縮みさせて水平に合わせなければなりません。そこで活躍する器材がリベリングベースと呼ばれるもので、見事クリックを緩めて水平をとったらあとは緩めたクリックを締め付けるだけです。なんとも便利なグッズです。これで快適な野鳥撮影環境が整いました。

 

Leofoto L B-66

 

三脚にBV-10とL B-66を装着した様子

 

 続きはまた次の機会にしましょう、今日はここまでです。