絵本ではじめて泣いたハナ | H29.12 GIRL ❁ R1.10 BOY in Australia

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オーストラリア駐在
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2歳差子育てブログです

少し前のことだけど、ハナがはじめて絵本に感情移入して泣きました…!!!



大好きだったじいじを突然亡くした主人公。

その主人公のもとに、おばけになったじいじが帰ってきます。

…忘れものを探しに。



もう2年半になりますが、ハナも突然じいじを亡くしまして。

写真や動画ではじいじと認識してるけど、実際の思い出は、覚えているのかいないのか…


買ったときは多分、聞いてはいるけど理解してはいなくて…

久しぶりに読んだらすごく聞き入って、どういう意味?ってたくさん質問してくれて、最後、主人公とじいじが本当にお別れをするシーンでは、声を押し殺して号泣😢
そして私も号泣😢😢😢
もはや泣きすぎて読めない←


いきてるものはみんないつか死ぬんだよ。

じゃあハナちゃんも?


こういうの、なんて答えたらいいんだろう。

いつかね、でもまだまだずーっと先だよって答えました。


感情移入して泣くなんて初めてだったから、理解力と心の成長に感動しました。。。

でもそもそも、感情に訴えかけるような絵本をあんまり読んでなかったなと気付いた。



絵本講師の人が発信してた。

絵本は知育の道具じゃない、と。

絵本でひらがなを教えないで。
感想を訊いたりしないで。
絵本が一気につまらないものになるから。

絵本はもともとは、疑似体験を通して感情を育てるもの、だそうです。




私、絵本全然読んであげられてないんだけど、その理由のひとつとして、絵本の良さがわかっていないのよね、私自身が。

終わったんだか終わってないんだか、え、結局なに?みたいなの多くないですか?特に小さい子向けのって。

有名な絵本は口調も独特だったりして、もうその時点で子どもが興味を失ったのが分かる。

その通りに読まなくていい、わかりやすく言い換えてもいいってきくけど、なんかそれもしっくりこなくて、結局しっかり読んじゃったり。



でも、自分じゃない人生を疑似体験するって聞いて、なるほどなと思った。

経験値が増える、精神年齢が高くなる、他人の気持ちを推察できる、感情が豊かになる。

読解力がつくとか、論理的な思考がどうとか、そういうのは副産物ってのがなんか納得できたというか、体感できたというか。


これからはハナが感情移入できそうなものを選ぶようにしようって思いました。

はじめてのおつかいとか、ドキドキしながら聞いてくれそうだな😊


MITO♡