先々週より脚が立たない・歩けない(失立失歩)、声が出ない(失声)が続いている。イライラが溜まり、しかし声も出せないために誰かを罵ることもできない。主治医曰く、「ずっと抑えてきた怒りが身体に出てしまった」とのこと。

DSM-Ⅳ-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル:医学書院)では「身体表現性障害」カテゴリ内の「転換性障害」と位置付けられる。 葛藤や喪失体験を気持ちのなかでうまく整理できず、上下肢にしびれや運動麻痺をきたす、声が出せなくなるなど、その症状の現れ方は多彩だ。

僕は怒ることがそんなにない。怒ることは負の感情で、それを人前で噴き出させることは恥ずかしいことだと思ってきた。それどころか「怒りを持つのは器の小さい人間のすることだ」と思っていた。

だから感情に蓋をする癖がついたいま、怒り方がわからない。



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