すっかり寒くなりました…。

 

ブドウの葉っぱもなかなか落ちませんでしたが、露地はすっかりなくなりました。

ハウスの中は、まだかろうじて付けているものもありますが…。

ぼちぼち、また剪定作業の時期になりました。

 

朝9時頃でも、日陰部分はまだ霜が降りています…。

 

日中になると、気持ちの良い青空を仰ぎながらの剪定作業です。

 

これからの本格的な寒さに備えて、若い苗木の根元近くに防寒対策をしました。新聞紙を巻いた上に、肥料袋をかぶせています。

 

水戸市の埋蔵文化センターでは、木葉下須恵器の企画展が行われています。

 

展示の説明によると、私のブドウ園がある場所は、堂の内萱場窯跡郡の中に当たります。道理で、時々須恵器の欠片のようなものがあります。地面は粘土質で固く、須恵器の材料としては良かったのでしょう。古代からここで生産活動を行っていた先人がいたと思うと、灌漑深いものがあります。

 

先週の日曜日は、笠間ハーフマラソンでした。冷たい風が強く、ほとんど泣きながら走っていましたが、それでも昨年より好タイムでした!

 

参加賞は、今年も素敵な笠間焼カップを頂きました!木葉下の須恵器文化なども、こうして笠間焼などに受け継がれているのかもしれません。

 

 

↓今年はブドウの晩腐病がひどかったですが、近隣のリンゴ園でも炭疽病がひどく、大本は同種の糸状菌のようです。どちらも特効薬はないため、効果のある予防剤を適時・的確に散布しながら防いでいくしかありません。これまでは県の防除例に従っていましたが、これはあくまでも一般的な例であるため、自分の園で発生する病虫害を踏まえて考えるのが望ましいです。県立図書館で便覧や病害虫百花、県防除指針などを参考にして、晩腐病を主とした病害に効果のある農薬のローテーションを組立ています。もちろん、病害など出ないよう、回数や混合も注意しなければならず、それなりに大変です。