だいぶご無沙汰してしまいました…。

地域おこし協力隊を10月末で卒業したところ、先週には新規就農認定の審査会が行われ、無事に認定を得ることができました!

3年間で色々とありましたが、結果としてはベストなかたちで就農にこぎつけられたように思います。ご支援を頂いた皆様、本当にありがとうございました!

 

でも、果樹農家としての自立は、まだまだこれから…。

先月は、ひたすら穴掘り定植作業でした…。

 

露地ブドウは、巨峰の成木を4本伐り、10本の苗木を植えました。ここは粘土質土壌で固く、穴掘りも容易ではありません。昨年も何本か定植しましたが、固いせいかほとんど伸びなかったため、今回はできるだけ深めに掘ってみました。

 

雨よけブドウの方は、どうにか潅水工事を終わらせ、遮根シートを設置して6本新たに定植しました。ハウス内のブドウが落葉したら、2本をこちらに移植します。

 

今年6月まで研修していたブルーベリー園から、約40本の苗木(自分で購入・定植していた分)を引き上げてきました。場所があまりないですが、とりあえずワインブドウの下で育成していきます。

 

ナシは、とりあえず5品種30本を定植しました。棚仕立てではなく、低樹高栽培の一文字仕立てにしていきます。あと12本植える予定ですが、直管パイプが足りなくなってきたので、資材のやりくりも考えつつ進めます。

 

昨年定植してみて、予想外に生育がよかったワッサー(ネクタリンとモモの交配)。今年は7本追加で定植してみました。3年前に長野市への視察で出会い、ほれ込んだワッサーが、水戸でも採れる日は近いか!?

 

 

↓「奇跡のリンゴ」の木村さんが、土の視点から無農薬栽培を紹介…。自ら果樹を栽培してみて、如何にこれがすごくて無謀なことだったのかを実感します。その苦労の過程には、毎日の観察があり、特に目に見えない土の状態、においなども嗅ぎつつ、悪戦苦闘してこそ得られた視点・観察力があふれています。葉脈の状態を見ながら剪定をイメージするなど、木村さんならではの「自然に学ぶ姿」がよく描かれています。