水戸市での地域おこし協力隊になってから、早いもので3年…。

行政や地域の皆さんのご支援を賜り、無事に退任式を迎えることができました!

 

退任式では、高橋靖市長への報告の後、感謝状を頂きました!その後、主管である農政課の皆さんからも花束と記念品を頂きました。

 

茨城新聞にも掲載をして頂きました。引き続き、新規就農者として、多品目果樹による観光農園を目指していきます!

 

協力隊を終えても、特段の変化はあまりありませんが、活動用の軽トラ(公用車)を返却して、軽トラを新規購入しました。その他、国民年金に加入して、当面は白色申告の手続き(来年からは青色申告)があります。

 

先週末は、2年振りに御前山トレイルラン大会に参加しました。2週間前のフルマラソンの疲れが少し残っていましたが、前回よりも好タイムで完走できました!

 

退任式は終えましたが、今月末には新規就農認定の審査会も控えています。

このブログ(活動記録)もそろそろ終えようかと思いますが、農園(ワイズフルーツ)のホームページの開設ができるまで、今年中くらいは続けるつもりでいます。

 

 

「農本主義」というと、硬いスローガンをイメージしてしまいますが、、百姓のまなざしによって形成される新しい農本主義について、「百姓」と「農業」の違い、「仕事」と「技術」による自然への向き合いからの違いなどから、具体的に分かりやすく論じられています。自分がどうして農作業に没頭してしまうのか、農業の魅力をどう表現したらいいのか、大規模農業にどうして違和感を感じてしまうのか等、とても的確に表してくれています。

「現代では、百姓を継ぐ人たち、新しく百姓になった人たちの多くは、カネもうけを目指してはいません。何を百姓暮らしに求めているのでしょうか。カネにならない世界の豊かさです。それは百姓仕事からもたらされます。生き甲斐も、地域の土台も、生き物への深いまなざしも、そして在所の価値にしてナショナルな価値である自然も、百姓仕事から生み出されているのです。なぜそうなるのでしょうか。農とは、自然との関係を「自給」しているからです。時を忘れて百姓仕事に没頭するのは、カネのためではないでしょう。そういう世界に誘われてしまうのです。」

「現代では、百姓を継ぐ人たち、新しく百姓になった人たちの多くは、カネもうけを目指してはいません。何を百姓暮らしに求めているのでしょうか。カネにならない世界の豊かさです。それは百姓仕事からもたらされます。生き甲斐も、地域の土台も、生き物への深いまなざしも、そして在所の価値にしてナショナルな価値である自然も、百姓仕事から生み出されているのです。なぜそうなるのでしょうか。農とは、自然との関係を「自給」しているからです。時を忘れて百姓仕事に没頭するのは、カネのためではないでしょう。そういう世界に誘われてしまうのです。」