今年は8月1日のハウスブドウから、10日には露地巨峰ブドウの収穫を始めました。

また盗難などもありましたが、どうにか9月24日の水戸ファーマーズマーケットにて、最後の巨峰を直売して、今シーズンを終えました。

 

昨年に続いて露地ブドウは病害が出ましたが、それでも簡易雨よけの効果があったのか、収穫量は倍近く(約450kg/25a)に回復しました。

それでも場所や木によってバラツキがあり、品種の更新もしなければならないところ、この冬には数本を切らざるを得ないです。

なかなか収穫量は伸びませんが、我慢しつつ長期的に取り組んでいきます。

 

最期に収獲したブドウは、病害のある部分を取り除いて、全て粒にしました。大粒のブルーベリーのようです。

 

千波湖で行われた「水戸ファーマーズマーケット」にて、販売実習として25パックを並べました。お陰様で、午前中に完売しました。

 

約1か月半でしたが、直売所には多くの方にご来店頂きました。近隣の方を含めて、FBでつながっている前職関係からは多くの発送注文、中には東京から日帰りで来て下さる方もおり、本当に励みになりました。また来年が楽しみです!

 

近くで営業されている「ドロップファーム」のスタッフさん達には、何度も直売でお買い上げ頂きました。ちょうどミニトマトがない時期(10月上旬から販売)とのことでしたが、それでもジュースなど加工品を求めて来店し、ついでに当直売所にも寄って下さる方も多くいました。同業者と言ってしまうにはおこがましいですが、とても有難い存在です。

 

露地ブドウ園は収穫を終え、簡易ビニールも外しました。来シーズンに向けてしっかり栄養を蓄えられるよう、防除などの管理は続きます。

 

 

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