昨年は9月から本格化した巨峰ブドウの収穫ですが、今年は2週間程度早い状況です。

研修をしている水戸観光果樹園芸組合(山根地区)でも、先週から露地ブドウの直売が始まっています。

私が管理していうるブドウ園も露地ですが、簡易雨よけをしている&日当たりがいい斜面ということもあり、8月10日に収獲を開始しました。

 

毎月、千波湖で行われている水戸ファーマーズマーケットにて、直売の実習をさせて頂きました。

新規就農の先輩に加わって、巨峰ブドウを販売しました。

 

朝早めの直売には、千波湖でランニングや散歩をされる方が多いことから、お持ち帰りしやすいパックと袋にしてみました。

 

隣では先輩新規就農者が見事なシャインマスカットを販売!それなりの額ではあるものの、さすがによく売れていました!

 

巨峰の収穫はまだこれからなので、9月24日予定の水戸ファーマーズマーケットでもまた販売実習ができるかと思います。

 

ハウス栽培ブドウと同様に、ほ場近くでの直売も続けています。こちらは得盛パック詰めとして、近隣にお住いの方々が購入されることが多いです。

 

直売をしていると、お客さんと直接にお話できるのが魅力です。最も多いのが、「こんなに周りにトウモロコシが植わっているのに、どこで販売されているの?」といった質問です。この周辺の平地の空き農地は、飼料用トウモロコシ(デントコーン)の業者に貸されている所が多いのですが、通りがかりの方にはトウモロコシ生産地に見えるようです。

 

まだまだ暑い日が続き、直売実習のない日は、ひたすら草刈りです。カキは定植して2年になりますが、まだ小さく、油断すると草に埋もれてしまいます。

 

 

↓直売実習では、「二ホンミツバチの蜂蜜(百花蜜)」も置いています。市販されているセイヨウミツバチによる蜂蜜とは異なり、味が濃厚で、何よりも希少です。エチオピアで森林保全活動に従事していたエリアは、伝統養蜂の産地でもあり、美味しい蜂蜜を味わうことができました。多くが樹木の花による蜜で、二ホンミツバチとよく似ていると思います。二ホンミツバチが如何に貴重で、これからの農業とどう共生していけるのか…を考えさせてくれる本です。