梅雨が明け、暑い日が続いています。さすがに日中の作業は難しくなってきました。

先週までのブドウ袋かけは暑い中でやりきりましたが、週末にどっと疲れが出ました。

 

やはり日中は出来るだけ避け、早朝と夕方に効率的に行うのが、疲れをためずに農作業を続けるコツのようです。

しばらくは草刈りばかりですが…。また刈払機のハンドルも折れました…。

 

こちらは初めに借りた農地(11a)で今は何も育てていませんが、草が伸び放題です。どうにか3日に分けて刈り終えましたが、また来月には元通りになりそうです。

 

ほぼ植えっぱなしのリンゴは、草に覆われつつあります。草生栽培とも言えますが、これ以上高くなると、刈払機では草が重くてかなり疲れます。

 

カキはほぼ埋もれているので、さすがに最優先で刈りました。夕立ちがせまってきて、涼しくなった時がねらいめです。

 

果樹組合の視察研修で、県農業総合センター果樹研究所の圃場を見学させて頂きました。自前で設置中のナシ低樹高栽培(V字仕立て)の試験があり、大変参考になりました。

 

根域制限ブドウも多品種栽培されており、品種特性やジベ処理・追肥のコツなど、色々と教えて頂きました。

 

こちらは、当方の根域制限ブドウ。一旦は袋かけをしましたが、裂果の状況など観察できないため、特に着色を要する品種は外しました。写真はオリエンタルスターで、熟せば真っ黒になるはずですが、未だ全く着色していない粒もあります。房が多すぎたのか…。

 

継承予定だったブルーベリー園とは絶縁してしまいましたが、近場にとってもいい穴場を発見しました!ラビットアイ品種でも大粒で甘い!4年前の台風&那珂川氾濫の際、苗木のほとんどが水に流されてしまったとのことですが、よくぞここまで育てたものです!

 

 

↓マルクスが描いていた「資本論」からかけ離れ、現代の資本主義社会が抱えている歪さを、見事に解き明かしています。農家としての自立は、「人間的および自然的存在の富全体に適応した人間的感覚」を取り戻す過程とも言えます。これまで毎月決まった給与を得ていた依存的な感覚から、全て自分で計画して実行していく自律的な生き方への移行は、迷いや不安の連続ながら、生きているという実感を得られます。農作業は栽培管理ばかりでなく、水道工事や土木施工、機械修理など、これまで業者に依頼したことも、出来るだけ自分でやっていかないと、日々の作業が遅れ、何よりお金がなくなります。草刈りの毎日ですが、これも本来は公共の景観や自然を守る外的資本とも言え、本来はコモンとして、持続可能な形で管理していくべきものと言えます。農業への挑戦を通じて、人間的感覚とコモンの再生を目指していきたいものです。