ブルーベリー園は残念でしたが、ブドウの作業時間が確保できるようになり、この時期で有難かったようにも思えます。

今年は全て無核にするため、全てジベレリン処理を2回して、摘粒を終えました。

摘粒は2回目処理の直後から始めて、3回くらいは回ったと思います。

 

所々にべと病や灰色カビ病、さび病の症状が見られましたが、さすがに雨よけ部分には見られません。

昨年のようなべと病の大発生はなく、病変のある房や葉を数か所除去する程度で済んでいます。

しかし、まだ晩腐病の発症はこれから収穫期ですので、油断はできません。

 

雨よけのない露地部分のみ、カサをかけました。

 

雨よけ部分は順調に粒が大きくなっていますが、薬害が少しあるのが残念です。霧吹き散布したジベレリンの薬害かも…とも思えてきました。

 

少し早いかもしれませんが、晩腐病対策も考慮して、露地部分を中心に袋かけを始めました。あまり早いと蒸れるかもしれないので、日当たりのよい乾いた部分からにしています。

 

ハウスブドウの方は、すっかりベレーゾン期に入り、ブラックビートなどは色づき始めています。

 

こちらは、裂果や果縮症が見られるため、時々袋から出して確認をしています。

 

先週は雨が多かったですが、晴れ間の隙をねらって、石岡市の岡野ファームを訪問してきました。古民家ランチはもちろん、ブルーベリーつみとりも開園しています!

 

 

食×ローカルの新たな可能性を探る旅…、魅力的な人たちばかり。

日本農業賞大賞を受賞した、茨城県鉾田市の「深作農園」も紹介されています。カフェには何度か行ったことがあり、フルーツスイーツを堪能しましたが、その土台・ポリシートして、こだわりの「土づくり」があることを、恥ずかしながら初めて知りました。六次産業化のみが注目されているように見えますが、無農薬がむずかしいイチゴやメロンでも、土づくりによって病虫害が発生しづらい環境を整え、残留農薬の検査も行っている。こうした地道な努力やこだわりがあってこそ…と感銘しました。