11月に入り、日増しに朝が寒くなってきました。

ブドウやブルーベリーも紅葉して、少しずつ落葉してきています。葉が落ち切って休眠すると、また剪定作業が始まります。

 

果樹農家(研修中ですが…)にとっては、唯一少し休める時期、近場へ紅葉見物に出かけてきました。

 

まずは、ようやく初めての筑波山…。筑波山神社に参拝してから、御幸ヶ原コースで男体山を目指しました。2時間ほどで頂上に着きましたが、ケーブルカーやロープウェイで登る人たちで賑わっていました。

 

隣の女体山からの展望が見事でした。下りは「おたつ石コース」の間は大渋滞でしたが、筑波山神社に戻る「白雲橋コース」に入ると閑散としていました。

 

筑波山から帰る途中は、石岡市の「岡野ファーム」で一服。古民家でくつろぎながらランチやジェラートを味わえます。

 

すぐ隣にブルーベリー園があり、6-7月頃は摘み取りも楽しめます。元々は梨園だったそうですが、ポット式で約600本のブルーベリーが栽培されています。

 

続いて、ランニングレースを兼ねて日光へ。一般道でも水戸から車で2時間程で着き、意外と近い観光地でした。紅葉は終わりかけでしたが、外国人を含め多くの観光客で賑わっていました。

 

59キロのロングコースは朝6時にスタートして、まださほど車が通っていない「第2いろは坂」を上り、中禅寺湖沿いを気持ちよく走ります。

 

「竜頭の滝」のすぐ側を通って、戦場ヶ原へ。そこから先はひたすら林道が続き、修行のようでした。

 

どうにか、日光東照宮前のゴールへ!ほとんど歩かずに走り切りました!!

 

翌日は、リハビリ?を兼ねて、霧降高原のキスゲ平へ。ニッコウキスゲは7月上旬ですが、元々スキー場だったこちらには、天空の回廊と呼ばれる1445段の名所があります。

 

こちらも、展望台からの眺めは見事です。筑波山はもちろん、冬場は富士山も見えるようです。余裕があれば、この先、丸山や女峰山などへのコースがあります。

 

 

↓大和朝廷に提出されたとされる風土記の中、まとまったかたちで残っているのは5か国のみで、唯一東国のものが「常陸国風土記(ひたちのくにふどき)」です。現在のほぼ茨城県にあたり、筑波山はもちろん、私が活動する地域も「那賀郡(なかのこほり)」に含まれています。色々と解説本などもありますが、こちらは写真も多く、ダイダラ坊や哺時臥山(くれふしやま、朝房山?)を産鉄集団の伝承から考察するなど、里(地域)の歴史や成り立ちへの関心が高まります。