2014年の締めくくりは、ニューイヤーコンサートと同じ指揮者・プログラムで行われるウィーンフィルのジルヴェスター・コンサートへ。

今年も残念ながら抽選には当たらなかったのですが、12月に入ってからふとしたきっかけでStehplatz(立見席)のチケットを、チケットショップで購入。ローマ旅行から戻る日で、かつ、ベビーシッターさんを探さなければならないというハードルがあったものの、どうしても生で聴きたい、雰囲気を感じたいという気持ちには勝てず・・・



ローマからウィーンへ到着したのが夕方4時45分。コンサート開演は7時半。

空港から自宅へ戻り、子供達のお腹を満たし、お風呂、就寝の準備まで済ませてベビーシッターさんにバトンタッチ、楽友協会へ向かうまでおよそ2時間弱という強行スケジュールでした。



立見席は開場と同時に入って、ダッシュで上へ駆けあがって最前列を取らない限り前の人に遮られて見づらいし、寄りかかるところがなくて苦しい、と立見席に詳しい方から事前に教えて頂いていたのですが、フライトが若干遅れて到着したこともあり、開場時間前に着くことができず、半ばあきらめつつも立ち見席へ。既に最前列、2列目、3列目は埋まっていましたが、まだ余裕があるうちに到着することはできたので、私は可能な限り真ん中の前の方でポジショニング。主人は少し後ろの、カメラ席の真後ろを選び、それぞれ開演を待つことに。開演になる頃には、満員の通勤電車並みのすし詰め状態でした。




私の立っていた位置からは、つま立ちすれば舞台が見え、指揮者も見ることができたので、ほぼ2時間半ずっとつま立ちで頑張りました。

会場の至るところに飾られたお花とコンサート会場に集うお客様の正装が、普段のコンサートより一層花やいだ雰囲気を演出し、気分も盛り上がります。会場に設置されたビデオカメラの台数もとても多く、これまた普段とは全く違う趣きでした。









蛇足ですが、日本人の女性お客様の装いが、やたらとお着物姿なのには個人的にはかなり違和感を感じました。もちろん、中には上質のお着物をビシっと着こなしていらして素敵な方もお見受けしましたが、正直、「エッ?」という印象のお着物姿もあり・・・正装=着物である必要はないと思うのですが。



2015年ニューイヤーコンサート(=2014年ジルヴェスターコンサート)は、ズービン・メータ指揮。

演目は以下でした。


Franz von Suppé
Ouvertüre zum Lustspiel "Ein Morgen, ein Mittag, ein Abend in Wien"

Johann Strauß (Sohn)
Märchen aus dem Orient. Walzer, op. 444


Josef Strauß
Wiener Leben. Polka francaise, op. 218

Eduard Strauß
Wo man lacht und lebt. Polka schnell, op. 108

Josef Strauß
Dorfschwalben aus Österreich. Walzer, op. 164


Johann Strauß (Sohn)
Vom Donaustrande. Polka schnell, op. 356

-- Pause --

Johann Strauß (Sohn)
Perpetuum mobile. Musikalischer Scherz, op. 257
Accelerationen. Walzer, op.234
Elektro-magnetische Polka, op. 110

Eduard Strauß
Mit Dampf. Polka schnell, op. 70

Johann Strauß (Sohn)
An der Elbe. Walzer, op. 477


Hans Christian Lumbye
Champagner-Galopp, op. 14

Johann Strauß (Sohn)
Studenten-Polka. Polka francaise, op. 263


Johann Strauß (Vater)
Freiheits-Marsch, op. 226


Johann Strauß (Sohn)
Annen-Polka, op. 117
Wein, Weib und Gesang. Walzer, op. 333

Eduard Strauß
Mit Chic. Polka schnell, op. 221


--Encore--


Johann Strauß (Sohn)

An der schönen, blauen Donau, op. 314


Johann Strauß (Vater)
Radetzky-Marsch, op. 228


前半の最後から二曲目の、ツバメのワルツは、私の子供の頃の八ミリビデオの映像を両親が編集した際に、BGMとして使っていたので馴染み深い曲で、かつ、そのBGMの頃の私の年齢がちょうど今の娘の年齢と同じくらいということもあり、色々な思いを巡らせながら生の演奏を楽しみました。鳥の鳴き声の部分の水笛をパーカッショニストが吹く際に水がこぼれるのが見えたり、、、面白かったです。



アンコールはもちろん、美しく青きドナウとラデツキーマーチ。

このラデツキー・マーチの時に、指揮者が観客席に向かって拍手のタイミングを指揮する様子を子供の頃から毎年テレビで見て来て、いつかその場に自分も居てみたい!と思っていたのが叶って感激しました。

マエストロ・ズービン・メータは、観客席の位置ごとに拍手を指示していて、私達Stehplatz(立見席)の出番もちゃんとあり、会場が一体となるこの瞬間にいられて一緒に拍手できることを存分に楽しみました。




立見席は、いったん場所を動くともうそこには戻れないので、休憩時間もほとんどの方は場所を動かず立ちっぱなし。よって、私も自分の位置をキープすることに必死で(笑)、演奏が終わって帰る時には足と首が相当痛かったです。それでもなお、生でこの演奏を聴く機会を得られた満足感、充実感、感動の方が遥かに大きく、最高の2014年の締めくくりとなりました。




今年も一年、家族全員が無事に過ごせたことに感謝です。

この気まぐれブログに訪れて下さってありがとうございます。

どうぞ佳いお年をお迎え下さい。