お天気の良い秋晴れの予報の週末に訪れたのは、ウィーンから車で南へ1時間ほどのところにある、ゼメリンク。ウィーンから一番近いスキー場としても知られている場所です。「いつでも行ける」距離にある気軽さからか、今まで全く訪れないままでしたが、オーストリア国内で指定されている8つの世界遺産のうち、最後の8か所目となる「ゼメリンク鉄道」を訪れ、オーストリア国内の世界遺産を、4年4ヵ月かけてようやく全て制覇することができました。



ゼメリンクは、150年前に鉄道が敷かれ、その時建設された石造りの橋などが今も現役の鉄道として利用されており、その橋および周辺の景観がユネスコ世界文化遺産として指定されています。






まずは鉄道の駅で情報収集。

ホームや待合室に、世界遺産の記念碑や模型がありました。







ゼメリンク周辺にはたくさんの石橋があり、それを眺めながらハイキングができる「Bahnwanderweg(Rail trail)」と名付けられたハイキングコースがあることがわかり、石橋を近くで見てから、展望台までを少し歩くことに。





Bahnはドイツ語で鉄道、Wanderwegはハイキングコース。普通のWanderwegは、オーストリア国内至るところにありますが、「Bahn」と付くのは、ここならでは、という感じがしました。




秋も深まり、冬に近づいているオーストリアですが、こうして落ち葉を踏みしめながら歩くハイキングは何とも言えず気持ち良く、今年の秋は家族でたくさんハイキングに出かけました。子供たちは大きな枝をステッキにして、虫を見つけたりしながらゴキゲン。




展望台はオーストリアのユーロになる前の通貨「シリング」を用いた、20シリング展望台という名前がついていました。




乗り物マニアの息子、遠くから電車を見るだけでは飽き足らず、「電車に乗りたい!」と言うので、近くの駅から、子供達と私だけ電車に3駅程乗ることにし、主人は車で先回りして先の駅へ。電車に乗ってしまうと石橋は見えないし、トンネルが多いだけという感じで、やはりここは遠くから眺めるのがいいのでは?と、大人としては思いましたが、子供たちは電車にも乗ることができて喜んでいたので、これもまたヨシ。





オーストリアの世界遺産を全て訪れることができ、また一つ家族での楽しい思い出が増えました。