昨日から日常生活に戻った・・・と、ホッとしたのも束の間、息子が幼稚園で顔に3針縫うケガをしてしまいました。
「椅子から落ちて顔を打ち、かなり血がでているのですぐに迎えに来て欲しい」と幼稚園から連絡があったのは11時頃のこと。慌てて駆けつけると、顔中血だらけで泣きながら先生に抱えられた息子の姿が。一瞬ギョっとして頭が白くなりそうでしたが、傷口を見たところ、右目の下の頬骨の上を2センチほど深く切ってしまった様子。先生曰く、椅子から落ちて床に顔を打ったとのことでしたが、なんであんなにパックリ傷口が割れているのか・・・どこか角にぶつけてしまったか、床にオモチャでもあったのか、、、詳細は先生にもわからないとのこと、先生の目の届いていないところでの出来事だったようです。
泣き止んで少し落ち着いた息子を抱いて一旦家へ戻り、病院へ連れていくために応急措置をして、主人に娘のお迎えを頼み(主人の出張中ではなくて本当に良かったです)、近所の小児救急のある病院へ向かいました。以前、娘が熱性けいれんを起こした際などにお世話になった小児救急がある病院です。
受付で息子の状態を説明すると、しばらくして奥からドクターが出て来て息子の傷口を見るや、「ここは内科専門の救急なので、小児外科救急(Kinderchirurgische Ambulanz)のある別の病院へ行きなさい。」とのこと。行き先の書かれた紙を渡され、行き方を教えて頂き・・・そうこうしている間に泣き疲れてベビーカーで眠ってしまった息子を見て、「すぐに行った方が良いが、一刻を争うほどのものではないので、彼を起こしてまでタクシーで行く必要はない。公共交通機関で行ったとしても、その程度の時間は全く問題ない。」ということだったので、バスと地下鉄を乗り継いで小児外科の救急のある病院へと向かいました。
着いた先の小児救急の受付窓口の前には大勢の親子連れ。一体どれくらい待たされるのかしら・・・やはりタクシーで急いで来るべきだった、と内心後悔しましたが、ケガ(血がでているから?)は優先されるのか、待合室のほとんどの人を飛ばしてすぐに部屋に呼んで頂け、即、縫って頂けることに。
縫合手術は、局部麻酔で患部にガーゼでゼリー状の麻酔薬を塗るだけのごく簡単もので、息子は完全に起きて意識のある状態で縫って頂きました。幼い身体に全身麻酔をかけることの不安はない一方で、これがとにかく大変でした。消毒して診て頂くだけで既に号泣・大絶叫だった息子。局部麻酔を塗った後、身体を抑えつけられ、目を塞がれ、頬の傷を縫われている間中、全力で抵抗して泣き叫び続ける息子を、看護士さん一人と私の大人二人がかりで手足と身体、顔を押さえていたのですが、それでも時々動いてしまって、ドクターが縫う手を止めなければならないほど・・・時間にしておよそ5分程度のことだったと思いますが、もう私は全身汗だく・・・本当にクタクタになってしまいました。
明日、傷口のふさがり具合を確認したうえで、問題がなければ一週間後に抜糸とのこと。
3針も縫った割には、本人は至ってケロっとしていて、帰りの病院の中も家の中も元気に走り回っているのが救いです。またどこかにぶつかって傷口が開いてしまわないか、むしろそちらが心配なほどです。
男の子を育てていると、縫うようなケガはつきもの、とは聞いていましたが、実際に息子が3針縫うことになって、ああやっぱり、、、と改めて実感しました。ケガの場所が顔なので、傷痕が残ってしまわないか、それがやや気掛かりではありますが、目や後頭部など打ちどころの悪い場所でなかったのは幸いでした。
息子の動きには注意しなければ、、、といつも思ってはいるのですが、これからも一層気をつけなければと思わされる息子のケガとなりました。
ウィーンでまた一つ病院を開拓してしまった我が家・・・
もうこれ以上新たな病院とのお付き合いはしなくて済みますように。
病院へ行く途中の息子の様子。
応急措置で当てた傷パッドに血が沁み出ています。
縫って頂いた後の待合室にて。

