娘の体調が安定しているここ2週間。
気温もプラスの日が続いていることも関係しているのかも知れません。
去年は肺炎で入院してこの時期ほとんど幼稚園に行けずに過ごしていましたが、
今年はAdvendzeit(Advent time)を楽しむことができています。
12月6日のNikolo(ニコロ)の日、子供たちはSt.Nikolaus(聖ニコラウス)から
良い子にしていたご褒美(ピーナッツ、みかん、チョコレートの入ったバッグ)をもらって帰ってきます。
翌日、幼稚園にはその様子の写真と共に、聖ニコラウス(=ニコロ)とサンタクロースの違いを
イラスト入りで説明したものが貼られていました。
子供たちがNikoloを見つめている目が、何ともいえず良い表情です。
別の日には、幼稚園で焼いたクッキーを頂いて帰ってきました。
娘は嬉しそうに、そして大事そうに、味わって食べていました。
今年は娘の体調を最優先に、さらに息子と二人連れて出掛けるのが大変なので、
残念ながら街中の華やいだクリスマス・イルミネーションやクリスマスマーケットからは
足が遠のいています。
去年の今頃、ドイツ語の行き帰りに毎日クリスマスマーケットや旧市街を通っていたのが
ぜいたくな日々だったなぁ…と懐かしく。
でも、娘もクリスマスがわかるようになり、心待ちにしているので、
クリスマスツリーを一緒に飾ろう!と今年は生のもみの木(Christbaum)を買ってみました。
こちらでは、クリスマスの10日くらい前から街の至るところでもみの木が売られています。
旧市街のシュテファン寺院前やグラーベンにもこんな感じで出ています。
我が家のすぐ近くの小さな公園では、普段は球技スペースのフェンスの中で、
お隣の州(Nieder Oesterreich)から運ばれてきた木が売られています。
並べられた木の中から自分の好みの高さ・広がり具合の木を選び、
「これを下さい」と伝えると、木を筒に通して持ち運べるようネットをかけてもらえます。
私が選んだ木は24ユーロ。(20ユーロ/1m)
プラス4ユーロで、台となる十字型の木の板も取り付けてもらい、家まで持って帰りました。
家族の数分だけ、ちょっと良いオーナメントを買い、あとは普通のボール。
主人と娘と3人で飾り付けをして、今年はこんな感じになりました。
クリスマスまであと1週間。
明日、Kranz(リース)のロウソクは4本目に火が灯ります。
このまま家族全員、元気にクリスマスを迎えられますように。










