一面に青空の広がった三日目の朝。
ホテルの朝食をとるお部屋からはWatzmann(ヴァッツマン山)が綺麗に見えました。
昨年夏 にザルツカンマグートへ行った時も、
お食事に岩塩が出て来て「さすがお塩の産地!」と思ったのですが、
今回も朝食の飲み物に、岩塩が入ったこんなお水がありました。
説明書きは、「エネルギー化した水」。
今日は、山のお天気が良くなるのを待って行っていなかった
Koenigssee(ケーニッヒ湖)とKehlsteinhaus(ケールシュタインハウス)へ。
まずは、国立公園になっているケーニッヒ湖一帯へ。
昨日に引き続き、Jさんご夫妻の車で移動です。
普段は一人後部座席にチャイルドシートで座らされているので、
駐車場から湖(ボート乗り場)へ向かう途中。
遊覧ボートの乗り場。
3つある桟橋には朝早くから、大勢の観光客が並んでいました。
船内の様子。
途中、「エコーの壁」と呼ばれる山の絶壁では遊覧船を止めて、
船の運転兼ガイドをしている方がトランペットを演奏して
エコーが返ってくるのを聴くこともできました。
30分程で目的地、St. Bartholomae(聖バルトロメー僧院)に到着。
教会の中は、思ったよりも小さく控え目な感じでした。
「神様こんにちは」をして喜ぶ娘。
湖畔をお散歩。
青空のお陰で、湖の色も山の緑も本当に綺麗でした。
浅瀬では主人と娘がしばし水遊び。
水が透明で、小さなお魚もたくさん泳いでいました。
湖を離れた森の中へ。
色々なお花の種類を教えて頂きながらお散歩。
小さなランの一種。
ベルヒテスガーデン国立公園のことが学べる小屋。
Kinderspielplatz(児童遊園)でしばし休憩。
聖バルトロメー僧院の前にあるレストランでお昼を頂き、
また遊覧ボートに乗って戻りました。
たくさん歩いて、水遊びもして、お腹も一杯になった娘は
車に乗った途端、夢の中へ…Zzz
娘の車酔いが心配だったKehlsteinhaus(ケールシュタインハウス/鷲の巣の別荘)までの
山道も、これでひと安心。
湖からその足でバス乗り場へと向かいました。
ベルヒテスガーデンは、主な見どころが全て近くにあるので
移動に時間がかからず、観光しやすかったです。
ケールシュタイン山頂にあるヒトラーの別荘、
ケールシュタインハウス(英語名はEagle's Nest)へは、
専用のバスのみ乗り入れ可能なので、車はバス乗り場まで。
バスはこんなグネグネ道を上って行きます。
バスの終着点から、トンネルをくぐり、
ヒトラー専用に作られたとされる「黄金のエレベーター」を上って
124m上に出たところに、別荘(ティーハウス)だけが残っています。
(その他の山荘は全て第二次世界大戦終了後、破壊されたそうです。)
エレベーターまで続くトンネル。
エレベーターホール
エレベーターを降りて建物の外に出ると、360℃広がる絶景。
遠くにはザルツブルクの街並みも見えました。
ベビーカーで寝ている娘をJさんご夫妻が見ていて下さったので、
主人と私はさらに少し上って山頂へ。
山頂から見えるケールシュタインハウス。
ティーハウスの中にある
ムッソリーニがヒトラー50歳の誕生日に贈ったと言われる暖炉。
帰りは、来た時と同様にエレベーターでバス乗り場まで下り、
バスで山道を下って駐車場へ。
結局娘は車に戻るまでずっと寝ていました。
その後、ホテルでいったん体勢を整え、
Jさんご夫妻とのお夕食の待ち合わせまでは近くの公園へ。
最後の夜ご飯は、また街の中心部で。
毎年世界中の至るところへ旅行をしているJさんご夫妻。
今年の今後の予定は、
チェコ、アマゾン(ブラジル)、ナミビア(アフリカ)だそうです。
今回のベルヒテスガーデン滞在は、
Jさんご夫妻のお陰で効率良く楽しく過ごすことができ、
娘もたくさん可愛がって頂き、感謝です。
私達がウィーンにいる間の再会を約束してお別れしました。


































