現在滞在しているアパートメントホテル。
家が見つかるまでの仮住まい、一か月以内にここを出ることが目標です!
指揮者の小澤征爾さんが定宿になさっているそうですが、まだお会いしたことはありません。
今はもしかしたら病気療養中で、ここにはいらっしゃらないのかも知れません。
ウィーン市内の中心地に位置しており、
主人の会社まで3分、
毎日お散歩に行っている市立公園(Stadpark)まで5分、
観光名所かつショッピング街のシュテファン聖堂前広場(Stephansplatz)まで7、8分、
と、とても便利なところにあります。
お部屋は40㎡ほど。
窓が大きく明るくて、フローリングなので、清潔です。
我々は靴を脱いで生活するので、着いてから一通り雑巾がけしましたが、
思ったよりキレイでびっくり!
一応小さなキッチンとウォークインクローゼットが付いていて、
一週間に2回ハウスクリーニングが、1回ベッドシーツの交換が入ります。
お洗濯は、レセプションにお願いすることもできますが(もちろん有料)、
地下にコインランドリーが2台あるので、自分で行って、好きな時にできます。
お洗濯物をお部屋で干すための物干し台やアイロン等も貸し出してもらえます。
ゴミ出しも自由にいつでも自分でできるので、
オムツのにおいがお部屋に充満することもなく、助かります。
日用品や食品のお買い物は、
ホテルの向かい側にあるスーパーマーケット「Zielpunkt」(ツィールプンクト)で、
月~土の朝8時から夜7時半までできます。
立地条件的に非常に便利なところにいるので、
家探しをしている際に、その物件からスーパーが遠かったり、
バス停や地下鉄の駅から遠いと、「不便!」と思ってしまうほどです。
でも、当然のことながら、ホテル生活そのもはかなり不便でもあります。
まず、三人一部屋で生活すると、生活時間帯がどうしても娘中心になってしまいます。
せっかく外は夜9時過ぎまで明るい楽しい季節なのに、
我が家は7時半を過ぎると娘のオヤスミモードに合わせて部屋中真っ暗、
電気もテレビもPCも消して、シーンとひたすら娘が寝るのを待つ時間と化しています。
小さい子供がいたら当たり前の光景で、日本にいても同じことなのですが、
何しろ部屋が一つしかないので、主人も私も身動き一つできなくなってしまう感じです・・・
次にお風呂。
洗い場とバスタブが分かれていないので、
大人もさることながら、娘のお風呂が一苦労です・・・
バスタブがツルツル滑るので、本当は娘を立たせるのはとても危ないのですが、
石鹸やシャンプーを洗い流すために最後はシャワーを浴びさせなければならず・・・
水が外に出ないような向きに娘をジッと立たせておくのが大変です。
こちらへ来てから、パパと一緒にお風呂に入ろうとすると号泣するようになってしまったので、
毎回この悪戦苦闘は私の役目になっています。
お家に移ったとしても、バスタブonlyの構造は変わらないでしょうから、
せめてまたパパと入ってくれることを願うのみです。
そして、キッチン。
コンロが2つと、小さなシンクと調理台がついています。
このシンクが異様に小さくて浅いので、食器もお野菜も洗いづらい!
自炊するには、根気(?)と品数(お鍋の数)を抑える工夫が必要です。
ホテルに用意されているお皿も、深いボウル型のものがないので、
先日おうどんを作ったときも、スープ皿に入れてスープパスタもどきに。(笑)
カレーのときには危うくこぼれてしまいそうでした。
先週は、手荷物で持ってきたレンジでチンするご飯を使っていたのですが、
なくなってしまったので、日曜日に初めてお鍋でご飯を炊いてみました。
初めてにしては・・・なかなか上手く炊けました!
主人と娘の反応も上々。
残り野菜とチキンを入れて、リゾット風・・・のつもりが、仕上がりはおじやでした。(笑)
残ったご飯はラップにくるんで冷凍しておき、
翌日は豚の生姜焼きと一緒に頂きました。
この豚の生姜焼き用のお肉、普通のスーパーやお肉屋さんでは買えず、
市内にある「Richter」というお店だけで買うことができます。
(普通のお店では、せいぜいシュニッツェル用にお肉を叩いてのばしてもらえるくらい。)
主人の二代前に駐在されていた先輩の奥様が、ドイツ語堪能で、
このお店のご主人に日本人の好むお肉の厚みを教えて以来、
そこでは特別のスライス用機械を導入して売ってくれるようになったのだとか。
お店には、今もその奥様が手書きで書かれた、
「すき焼き用、しゃぶしゃぶ用、焼き肉用etc. お好みの厚さにお切り致します」の紙が。
店員さんにも、「スキヤキ?シャブシャブ?ヤキニク?」と聞かれ、
「ヤキニク bitte!」 と答えるだけなので、簡単でした~
こういうソフト面での置き土産は、同じ場所に駐在する後に続く者にとって
何にも代えがたい有り難い贈り物です。
先輩の奥様を尊敬し、感謝するとともに、数年のウィーン滞在の間に、
私も何か一つでもソフト面で日本人駐在員の役に立つことをできたらいいな、と思いました。









