まめたろうはまだ頑張っています。
体は骨皮筋衛門状態で筋肉の一かけらもありません。
先日動物病院では点滴するときに、筋肉がないので
針をさすところがないと先生が言ってました。
昨日(2月21日)も水入れの容器に半分ぐらい顔を
突っ込みながら寝ています。旦さんが「溺れるのでは?」
と言いながら横で付き添っています。
私は夕飯の支度中、旦さんがおトイレから出てきて
居間に戻ると「まめがいない!どこに行った!」と言う。
「えっ!動けないのに何処に行った!」と言いながらも
狭い我が家を探す。「2階に上がったんだろうか?」
大急ぎで2階に行くがいない。「そんなわけないよなぁ」
お風呂場、1階の押し入れ、テーブルの下を探すがいない。
「神隠し??」
すると旦さんが「おったわ!トイレや」
玄関に置いてあるまめのトイレを見に行くと何と力一杯に
踏ん張り立っているまめがいた。
おしっこと小さいウンチ2個をしていた。偉いなぁ。
でも砂から脱出できないのだ。
抱っこしてお尻を拭いて、もとの位置に寝せた。
自力でトイレまで歩いて行ったことに生命の力を感じる。
6時頃に長女家族がまめに会いにやってきた。
小さくなってしまったまめの写真を写し、ジュン君と
メイちゃんが頭をさすった。まめは動かずにじっと寝ている。
7時にお婿さんが仕事から我が家に直帰。
ワイワイガヤガヤ言いながら夕飯を食べる。
まめもこの賑やかな夕飯場面見たかったのかもなぁ。
9時過ぎに長女家族は帰っていた。
ここ5日ほどお布団に入れると10分ほど寝ると、起き上がり
2歩ほど歩いては倒れることを繰り返す。
私はそのたびにお布団に戻すが、また同じことの繰り返し。
今夜もまめと闘いが始まるのかしらと思いながら2階に
連れて行きお布団に寝せる。歩いては倒れることを繰り返す。
恐怖の夜ですわ。でもまめとこうして過ごす時間もあと少し。
頑張ろう!
ふと思った。もしかしてお布団で一緒に寝るている
けど10センチほどはまめと離れている。
暗い部屋で彼は離れるのが寂しいのかもしれない。そうだ!
と思いまめを抱くようにして寝てみると、安らかな顔を
して目をつぶり寝始めた。ここのところずーと睡眠不足で
疲れ切った私は、それからまめと爆睡状態で眠った。
朝8時半目覚め「まめちゃん」と声をかけると反応がない。
驚き「まめ!」と叫ぶと耳を動かす。「生きている。良かった~」
今朝はお水と少量の缶詰を食べました。
おトイレに連れて行くと少量ながらもおしっこもしました。
今日はこれからまた長女家族、夜遅くに岐阜から二女家族、
明日午後には長男家族がまめちゃんに会いに来ます。
まめちゃんも家族全員に会うまでは逝けないのかもしれない。
15年半この家で過ごし家族のドタバタも見ているまめたろう。
じっと見つめる瞳に家族全員、どれだけ助けられだろうか。
本当に感謝、感謝しかない。
残された時間はどれだけかあるのかわからないけど、
精一杯の愛情を注いで旅立たせようと思う。