昨日は長女とジュン君とメイちゃんがお昼頃に
やってきた。おにぎりとチキンカツ、残り物のクリーム
シューチュを食べ、さぁそれからジュン君は楽しみに
してきたことがあった。それは将棋。
我が家には旅行用のマジック式の将棋がある。
普段は動物将棋で遊んでいるらしく、大人用の将棋をみて
大興奮。何とジュン君の愛読書は「羽生名人」の本らしい。
さっそく2階に上がり、本をみて一人で将棋を勉強している。
何とまだ年中さんの5歳の子の趣味が将棋か・・・
どない頭してんねん。ここから孫自慢(笑)
彼が最初に覚えたのはアルファベット。しかも2歳半で
完璧に。それからひらがな覚え、カタカナ、英語の小文字、
掛け算の九九、車の種類このようなことをあっという間に
覚えた。今はオリンピックがきっかけで国旗と首都を
覚えてしまった。リビアは今までに国旗が3回?
変わったそうだ。
その成り行きも説明してくれる。バチカンとシンガポールに
興味を示し、地図からみるとバチカンよりシンガポールが
小さくみえるようで、世界で一番小さい国はバチカンでは
ないという。「僕は34歳までシンガポールに住む」という
なんのこっちゃと思うけど。英語は幼児英検のゴールドを
取得。次は英検5級にチャレンジするらしい。
スピーチコンテストも出場するらしい。この我が家の天才は
負けるのが大嫌いで困ることがある。
夕方お婿さんが仕事から帰り、我が家で夕食を食べた後、
直ぐにジュン君とお婿さんの名人戦が2階で始まった。
なかなか勝負はつかないようで長期戦になっている。
娘は早くお風呂に入れて帰りたいようでイライラ。
2階に様子を見に行くとジュン君は泣き顔(>_<)。
娘「もう大人げない。負けてくれたらいのに」とお婿さんに
ブツブツ言う。そこへ将棋好きの旦さんが加わった。
負けそうで泣き顔のジュン君を見ながら、「負けることも
大事だからわざと負けたらあかん」と婿と話している。
もうここでジュン君は大爆発。本格的に大泣きになる。
一時中断。ジュン君をベランダに連れ出し慰める。
「ジュン君は5歳。アッパ(お父さん)は34歳。ジュン君より
長く生きているので、沢山のことを知っているから、強くて
当たり前なんよ。ジュン君が悔しいならこれからもっともっと
勉強したら強くなるから。5歳で将棋できるジュン君は
賢くて偉いのよ。わかった。アッパに泣いてごめんさない
と言うのよ」とばぁばは慰めましたよ┐( ̄ヘ ̄)┌。
うんと頭を振るけど、やっぱり納得はできないようだけど、
また将棋に向かった。シクシクしゃっくりをあげながらも
婿と向き合っている。お婿さんも疲れたのか最終的には
負けてくれたようで勝負がついた![]()
でも勝ったはずのジュン君は嬉しそうでなく、納得いってない
不満顔だった。大急ぎでお風呂に入りいつもならお婿さんが
ジュン君の体を拭いてあげるのだけど、嫌だったみたいで
ばぁばがご指名で拭いてあげた。まだこだわっている
ジュン君です(笑)。みかんのゼリーとカルピスを飲んで
ややご機嫌が直る。この辺は5歳児ですね。
帰る頃はすっかりご機嫌さんになり恒例のチュウと
ハイタッチをして帰って行った。
ジュン君が泣いているこの間、メイちゃんはマイペースで
1階と2階を行ったり来たり。ピアノを弾きながら歌ったり、
リーコーダー、ハーモニカを吹いて踊ったり天真爛漫。
この姿に暗くなりがちな家の空気が癒される。
彼女の方が世渡りは上手だろうなと思う(笑)。
