さて、前夜の大騒ぎに(良ければ前頁を読んで下さい)続き、
いよいよこの日がやってきた。
二女よりも私が一番で式場に到着。
直ぐに髪の毛のセットと留袖の着付けをしてもらい、
家族控え室に行く。肋骨骨折した部分に何かが当たって痛い。
この痛さでは、披露宴はもてないと思い、固定していた
バストバンドを外し再度着付けのやり直しをしてもらう。
少しラクになった感じ。
10時に式のリハーサルのために式場に向かう。
リングボーイを務めてくれる、可愛いらしい服装のジュン君、
デク君も一緒に。すると肝心な時にデク君が「ウンチ」(笑)で、
ジュン君一人で練習。
10時半に挙式開始。人前結婚式。司会者は魅力溢れる
50代ぐらいの男性。にこやかな表情で落ちついた姿で式を仕切る。
サックスとピアノ演奏なか、お婿さんが各列の参列者の端の
人からお花を一輪ずつ貰い、一番前に到着。次に旦さんと
二女が入ってきた。二人とも急ぎ足。
「ハヤー。もう少しゆっくり歩いたらいいのに」。
旦さんから彼にバトンタッチ。
皆さんから受け取った花一輪を集めて花束にして、
二女にそれを渡す。それから誓いの言葉。
次にここでリングボーイの登場。
先ほどウンチでリハーサルできなかった3歳のデク君と、
5月で4歳になるジュン君達が大役を果たす番だ。
「うまく出来ますように」と思いながら入り口を見ると、二人とも
仲良くリングケースをもって、少し急ぎ足で花婿、花嫁の前に
進んできて、両人に渡す。「出来たー。超可愛い!」。
皆さんその姿にニッコリ。式も何事もなく無事終了
式場は鴨川の真横に位置する、老舗旅館を結婚式場に改装したところで、
東山山上を背景に、すごく京都らしい雰囲気をかもし出している。
親族写真撮影がおわり、披露宴の開始。
時おり肋骨の痛みが走るが、「もう少しの我慢」
雨の中多くの方が列席していただき本当に感謝。
お料理がとても美味しかった。
ひまわりの形をしたオードブル。えんどう豆をこのように
開いていて、タイトル「海の幸のジューレ~ひまわり~」だそうだ。
キャロットスープも美味しいし、お魚料理、お肉料理も
美味すぎて写メ撮るのを忘れてしまった。気づいたときは
デザート。「シマッタ!」
お婿さんのお友達が作成した映像と、7人のお友達がEXILEの
「Choo Choo TRAIN」のダンス披露。私の直ぐ後ろで踊ったので床が大揺れ。
あまりの激しいダンスで、真ん中の人は「もう駄目。俺吐きそう」と言いながら
フラフラ状態で最後まで踊った。ご苦労さんヽ(゚◇゚ )ノ。
そして私が楽しみにしていたVTR。以前私の特集番組を制作した
放送局のスタッフが、二女の結婚式のために作ってくれた。
月から金まで帯で出演している、アナウンサーのナレーションが
入り(超贅沢)、二人の出会いから今に至るまで、そして親のインタビュー、
友人の声等などを織り交ぜ、それはそれはさすが「プロ」の技が
満載だった。最後のテロップにVTRを作るのに放送局の多くの
方が携わった事をしり、感謝の念でいっぱいでした。
多くの方に見守られ祝福していただき二女も幸せの絶頂だったと思う。
この日を迎えるために、彼が遠距離のために一人で準備することが
多かった二女。親としてどこまで口を出せばいいかわからず、ついつい
何もしてあげることが出来なかった。本当にご苦労様。
どうか自分が選んだコブクロの「黒田」君にそっくりの彼と
幸多かれと願う。
披露宴終了後直後、疲労と緊張解放で倒れてしまい、お客様を見送る
ことが出来なかった。情けない親で本当に申し訳ない。
帰りは、長女家族と一緒に、お婿さんの専属ハイヤーに乗せて
もらって家に無事に戻った。長かったようであっという間の一日でした。