今日は10年余りぶりに素敵な再会をした。
母の生前の知人で、私も過去に何度かお会いした方。
東京から京都文化博物館で開催されている
人形展を見に来られたので、「会いましょう」と言うことに
なり、京都駅で落ちあった。まずはその方が今夜泊まれる
ホテルへ行き荷物を預け、ホテル内の喫茶店で東京から
わざわざ母が写ったアルバムをもって来てくれて、
それをみながら思い出話に盛り上がった。
昔のアルバムなので重たい。それを私に見せるために
持ってきてくれ、本当に頭が下る。
その後人形展を見に行くことになり、
烏丸御池通りの路地を歩いていたら
「万華鏡ミュージアム」と書かれた看板が目に止まり、
早速入ってみた。
こじんまりとした会場だったが、心優しい対応に
スタッフの対応に気分がいい万華鏡は、まぁなんと
言葉で表現したらいいのか、本当に鮮やかで、繊細で、
神々しい万華鏡がたくさんあった。
京都にこんな場所があったなんて知らなかった。
さらに時間的にラッキーだったのか、4方の壁に
万華鏡模様が映し出されるショーまで見ることができた。
一瞬でもも同じ模様が映ることはない。
すごい、すごい素敵な時間だった。
そこにはランチも食べれるスペースもあったので
ふぁふぁオムレツセットを注文した。サラダ、
コンソメスープ、デミクラソースたっぶりの
ぷりぷりオムレツ、デザート、コーヒーがついて850円。
美味しかったこと。知人がご馳走してくれた。
ありがとう(≡^∇^≡)
それから京都文化博物館へ行く。
入り口には3000年前の巨石人頭像が置いてあった。
早速5階の人形展へ
可愛いお人形さんの後姿まで帯がちゃんと締められていて
芸が細かい。
木彫りの羽子板。七福神が何と愛らしい。ほんまに
「めでたい」感じがする。
これは知人の先生の作品。
表情が何かを語りかけているみたい。
先生にも挨拶することができたが、この世界では
大変に有名な先生だそうだ。
隣の会場ではちぎり絵展が開催されていた。
ちぎり絵の世界は初体験。これはほんまに貼り絵!
一番目に付いたのが横150cm、縦200センチぐらいの
大きさのちぎり絵が5点展示されていた。
特に「セロ弾きのゴーシュ」は迫力があり、見ていると
メロディーが聞こえてきそう。大感激
今日は何て素敵な日だ。そして知人のお友達が
合流されたので、私はそこで知人とお別れした。
エレベータの前でお別れしたけど、二人とも泣いちゃい
ました。
それから1人で4階で開催されていた
「カポデイモンテ美術館展」もついでというか入館した。
ルネサンスからバロックまでのイタリア美術が展示
されていた。やはりキリスト教中心に全体的に黒を基調に
描かれた絵画が多かった。「トルコ人とキリスト教徒の戦い」
は、まさに宗教戦争が描かれていた。「聖アガタの殉教」も
何となく心打つ絵だった。これは母の洗礼名が
「アガタ」なので印象に残ったのかもしれない。
今日は本当に目の保養というか、心の栄養剤を
掴み取ったようで本当にいい日でしたヾ(@°▽°@)ノ。