昨日、来週から始る授業の履修登録変更の件で大学の
教務センターに電話した。
対応してくれた職員の人と話していると、突然「○さん?
Mです」。「どうして分かった。久しぶり!」「声で分かりま
したよ。もう倒れそうです」と言って大笑い。
3万人の学生がいてるのによくわかったなぁ(☆。☆)
思い返せば2005年2月頃、私は精密検査で入院中だった。
4月に大学入院を控え、病気持ちの私には「やっぱり体力的に
無理。大学入学は辞退しよう」と思い、大学に電話をした。
その時対応してくれたのが彼だった。外出許可をもらい大学に
話し合いに行った。彼が「せっかく合格したのですから
辞退しないで下さい。もったいないです。僕達が○さんに
一生懸命にサポートしますから。お困りのことがあったら遠慮なく
言ってください、なんでもしますから」と言われ、それなら
ダメもとで入学してみようと思った。
あの時、彼と眺めた文学部までの急な坂道の光景は
忘れられない。「私はこれからこの坂道と格闘しなければ
いけない。果たして・・・・・・」不安で一杯だった。
入学してからは本当に大変だったけど、彼をはじめ事務室の
対応は丁寧で心優しかった。後で知ったのだが、彼も内臓疾患の
難病患者だった。
あれから5年5ヶ月。お蔭さまで大学院にまで進学できた。今では
駅にはエレベーターが設置され、駅から大学まではエスカレータが
設置された。ありがたい事です。
来週からまた惰性の如く通学しなければ。夏休みの課題は
まだ完璧ではないが、まぁこんなものでしょうと自分では納得。
学校行きたくない病もまた出現するだろうが、不安があるから
そうなるんだし、不安は未来をみているから持つもの。
結局私は、大学に行き校内の活気ある空気に触れ、刺激を
うけて自分に奮起を起こしながら勉強を続けるのだろう。
やっぱり勉強が好きなんだろうと思う。
明日は町会の日帰り旅行に行く。夏休みの最後の行事。
楽しんでくるぞ