昨夜から時々あらわれる、学校行きたくない病が始った。
今朝目覚めてから、ず~と休む理由を考えている。
先生に休むためのメールの文章を考えた。
でも休むからには、課題の感想を書かなくてはいけないと
思うと何も浮かばず、しぶしぶ起き、先ずは今日の夕食を作り、
私のお昼の弁当を作り、学校に行く準備をした。
雨は小降りだし、「まぁ行きますか」と重たい心を引きずり
学校へ行った。妙なもので学校に着くと、行きたくない病も
少しは治まる。最初の授業は、雑誌「ビックイシュー」の活動の
内容のビデオを見た。ホームレスの人がその雑誌を300円で
販売すると一冊につき160円の収入が得られる。
「ビッグイシュー」はこの雑誌販売を通して収入を得ることで、
ホームレスの人が自信を持ち定住居をもち、社会復帰へと
つなげていくという活動が行われている。
以前は50~60歳代のホームレスが多かったが、最近では
20~30歳代の人が4割を占めるようになってきているとのこと。
最近の社会情勢を反映している。彼らは社会経験が乏しく
人間関係や交渉ごとに慣れていないので、「ビッグイシュー」も
苦悩するとのことだった。街頭でその雑誌を販売している姿は
見たことがあるけど、なかなか勇気がでなく買えなかったが、
彼らの社会復帰に役に立つならば、これからは購入しようと
思う。雑誌の内容もかなり勉強になるらしい。
次の時間は、課題の感想を発言しないと減点になる。課題は
読んだけど、著明な学者の論文をどう評価していいかわから
ない。今日も何も言うことないかぁと思っていたが、ある学生の
発言にまぎれて、少し先生に質問ができた。これで今日の
ノルマはクリアー(笑)。学校に行くまではすごく不安で
逃げ出したくなっていたが、真正面から向き合うことで
今日も何とか「行きたくない病」を乗り越えられた。
「不安だから未来が生きられる」とマッキーは番組で
言ってたけど、今日はそれを実感した。