今朝9時ごろ玄関のチャイムがなった。
玄関に出ると、近所の方が「おじいさんが公園で
具合が悪そうで、フラフラしているので見てくれません」
と言った。とりあえず血圧計を持って公園に行くと
ベンチにもたれ、大きい息をしていた。
なにわともあれ血圧を測るとそんなに高くはない。
手の握力もしっかりある。脈拍もしっかりしている。
意識もはっきりしている。月曜日と木曜日は
公園の掃除に来ているそうだ。「今日は来てから
10分ぐらいしたら、足がふらふらしてきた。」と言う。
暫らく様子を見ながら、おじいさんの現在の住まいや、
話の仕方や、症状について聞いてみた。家族は留守で
家に帰っても誰もいない。しかも少し遠い。
このまま帰すことはできずどうしようかと思う。そしてもう一度
「どこかしびれないか。重たくないか」と聞くと、「右手が
ジンジンしておかしい」と答えた。軽い脳梗塞の
疑いがあるので、これはもう救急車に来てもらうしか
ないと思い、「病院にいこうね」と言うと「いや大丈夫。
もう少しここにいて自転車で帰る」と言う。
近所の人と説得して、少し強引だったが救急車を
呼んだ。救急隊員から説得してもらい、おじいさんは
納得したようだ。やはり脳梗塞の疑いがあるとのことで
脳外科に連れて行くとのことだった。
その後の経過はわからないが、元気になって、また
公園掃除に来てくれる事を願う。